参道

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参道の意味(参道とは)

参道とは、神社寺院に参詣するための道をさします。また広い範囲で、門前町とその周辺を指す言葉でもあります。

山門や鳥居をくぐって本殿へ続く道は、人通りの多いメインの道を表参道と呼んで、脇道には地名や方角をつけた参道や、裏参道と呼ばれるものがあり、今でも地名にこの名前が残っている場所があります。

規模の大きな神社や寺院では、街道筋などの大きな通りから、寺や神社まで続く道は全て参道となるケースもあります。

また、四国や西日本などに見られる海の中に鳥居が建っている場所では、参道が海を通っているケースもあり、船で参道を通って参拝するのが、かつては正式な参拝のルールだったという場所もあります。

参道の実際

鳥居や山門から続く参道は山道や、石畳、玉砂利が敷き詰められていたりとさまざまです。

神社の参道で参拝する際のルールは、鳥居まで来たらくぐる前に一礼し、参道の真ん中を避けて左端を歩くとされています。

参道の真ん中を正中と呼び、神様が通る道とされているためです。

またこの正中を最初から意識してか、参道がカギの手に曲がっていたり、斜めについていたりするところもあります。

正中は神職の人が通る場所でもありますから、神主さんとすれ違うときには、さりげなく横へ道を譲るマナーがあるのが望ましいでしょう。

<関連する用語>:鎮守の森 門前町 正中 表参道 狛犬 神社本庁 鳥居 手水 結界 境内 注連縄

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