狛犬
狛犬とは、神社や寺院の入口の両わきや、本殿の正面左右にペアで置かれている犬や獅子に似た守護獣です。想像上の生き物といわれています。向かい合わせに置かれていたり、参拝者の方を向いていたりするのが一般的です。日本に伝わった当初は、角がある狛犬と、角のない獅子がペアになっていました。現在では、獅子、獅子の組み合わせが多くなり、呼び名は狛犬...続きを読む
狛犬とは、神社や寺院の入口の両わきや、本殿の正面左右にペアで置かれている犬や獅子に似た守護獣です。想像上の生き物といわれています。向かい合わせに置かれていたり、参拝者の方を向いていたりするのが一般的です。日本に伝わった当初は、角がある狛犬と、角のない獅子がペアになっていました。現在では、獅子、獅子の組み合わせが多くなり、呼び名は狛犬...続きを読む
聖地とは、宗教的に重要な意味のある場所、神聖とされている場所のことです。具体的には、ユダヤ教のエルサレム、シナイ山、キリスト教のエルサレム、ベツレヘム、バチカン、イスラム教のメッカ、メディナ、エルサレム、チベット仏教のラサ、ヒンドゥー教のベナレス、神道では、出雲大社、伊勢神宮といった地名があげられます。その宗教や信仰にとっての本拠地...続きを読む
巡礼とは、宗教上の聖地を巡る行為のことをさします。神社、寺院を訪ね、礼拝して歩くことです。また、国内にとどまらず、各宗教の聖地を訪問することも巡礼といいます。キリスト教やイスラム教の巡礼は、一つの聖地を目的地として、直線型に巡礼するものが一般的ですが、アジア圏で見られるものは、複数の聖地があり、それを順にまわっていく回国型になっています。続きを読む
開祖とは、創始者にあたる人のことで、特に宗教や学問、芸能などで流派を最初に開いた人をさします。宗旨、宗派によって、創始者をあらわす言葉はさまざまです。始祖、中興、祖師、宗祖、高祖、派祖、開山、門祖、元祖、太祖、教祖などとも言われます。開祖は、開山、開基と同様に、新しく寺院を創建する際に、文字通り山や谷を切り開いて創建したことから来た...続きを読む
閻魔とは、死者の生前の罪に対して判決を下すという地獄の王です。仏教の伝来とともに日本に入り、恐ろしいものの代名詞として知られるようになりました。日本では、地蔵菩薩と習合することで、信仰の対象にもなりました。閻魔の法廷には「浄玻璃の鏡」があり、死者が生前に行なった良い行動も悪い行動も、すべて映し出すとされています。法廷には地獄の書記官...続きを読む
毘沙門天とは、仏教の天部の神で、持国天、増長天、広目天とともに四天王のひとつになっています。サンスクリット語では、ヴァイシュラヴァナとよばれていて、毘沙門がその音写です。意味は「全てのことを一切聞きもらすことのない知恵のある者」だといいます。インドでは財宝の神さまとされています。毘沙門天の姿は、右手に宝塔、左手に宝棒や三叉戟を持ち、...続きを読む
廃寺とは、廃止された寺院、または寺院を廃止することをさす言葉です。廃寺に至る理由はさまざまありますが、最終的には寺院として継続することが難しくなったから廃止したということになります。廃仏毀釈の時などの宗教弾圧によって寺院が破壊され、続けていくことができなくなったもの、経済的に継続が難しくなったもの、地震や戦争などで寺院が崩壊し、再建...続きを読む
檀家とは、特定の寺に所属して寺を支援する家のことを指します。「ダーナパティ」というサンスクリット語から来た言葉で「寺や僧を援助する庇護者」という意味があります。檀家が、葬祭供養一切をその寺院に任せる代わりに、布施として経済支援を行うことが檀家制度です。鎌倉時代から使われ出した言葉で、室町時代の末期頃から自然と檀家関係ができたといわれ...続きを読む
涅槃会とは、釈迦の入滅の日に行なわれる法要です。釈迦の入滅の日は諸説ありますが、2月15日とする説が一般的です。寺院によっては3月15日に涅槃会を行うところも少なくありません。実際の入滅の日時ははっきりとはしませんが、南伝仏教では、ヴァイシャーカ月の満月の夜とされています。インドの暦によれば、ヴァイシャーカ月は第2の月という意味があ...続きを読む
棚経とは、僧侶が一軒一軒檀家を回り、お盆のお経をあげることをいいます。棚経の棚は、盆棚、精霊棚の棚からきています。お経も仏壇の前に限らず、精霊棚の前で読まれることもあります。盆棚は、供物を飾る棚で、庭先や座敷に飾られます。最近では仏壇の前に設けることが多くなっています。続きを読む
勤行とは、仏教で精進することを言います。具体的には、仏前でお経を読み、手を合わせて回向するというお勤めのことです。一般家庭では、仏壇の前で読経したり、礼拝したりすることをさします。寺院の日常勤行や、彼岸会などの年間行事、故人の法要なども含まれます。葬儀に際してのお勤めも、勤行のひとつです。続きを読む
神宮寺とは、神社に付属して建てられた仏教寺院です。奈良時代、日本固有の神道と、外来である仏教との調和、融合のために唱えられた教説が神仏習合です。神宮寺はその結果生まれました。多くは神社に付属して建てられ、仏教施設や山内寺院として建設がされました。運営は仏教僧や寺院が行っていました。社僧と言われる神宮寺に住んで仏事を行う僧侶が、神社の...続きを読む
神仏分離とは、奈良時代から続いていた神仏習合の慣習を禁止して、神道と仏教を区別させたことをいいます。江戸時代後期の復古神道に伴い盛んになった思想で、明治政府によって神仏分離令が発令されました。慶応4年3月13日から明治元年10月18日に一連の通達に基づき、公的に行われました。最初に発した太政官布告は、別名で神仏分離令と言われています...続きを読む
南都七大寺とは、奈良にある七つの大寺のことです。奈良を南都と言っていたことから、その名があります。平城京とその周辺にあって、朝廷の保護を受けていた寺院のことです。興福寺、東大寺、西大寺、薬師寺、元興寺、大安寺、法隆寺の七つの寺院ですが、法隆寺の代わりに唐招提寺を入れたり、西大寺の代わりに川原寺を入れる説もあります。南都七大寺は平城京...続きを読む
供養塔とは、死者や祖先の供養のために建てる石塔の事をいいます。また「供養のための会」を行ったという印の意味でも建てられることもあります。供養塔には五輪塔や宝篋印塔(ほうきょういんとう)、多宝塔、無縫塔などといった様々な形があり、平安時代末期ごろからはじまったとされており、供養のために石で造られています。戦で命を失った者たちや、天災、...続きを読む
釈(釋)は浄土真宗の法名で一番上に使われる文字です。浄土真宗では他の宗旨宗派と違い、居士や大姉というランクを表す位号は使われず、釈に生前の名前から文字を取って「釈○○」の3文字にするのが一般的です。法名は、存命中でも帰敬式に参加することで授けられます。釋は釈の旧文字です。釈(釋)は釈迦を表し、法名に釈(釋)の文字がつくことで、釈迦の...続きを読む
鴨居とは、和室の障子やふすまなどを建て込む目的で、上部にわたしてある横木の部分です。下の部分は敷居といいます。遺影写真を飾る時には、この鴨居にずらりと並べて飾る家もあるでしょう。遺影は、仏壇の真上を避け、横の鴨井に額受を使って飾るのが一般的です。仏壇の真上を避けるのは、仏壇にはご本尊をご安置しているため、ご本尊の上には何も置くべきで...続きを読む
輿とは、葬列の際に棺を納めて担ぐためのものです。古くは平安時代に、天皇、皇后、斎宮が葬送を行い、その際に使用されていたものです。庶民の葬儀に霊柩車が使われるようになったのは大正時代で、明治までは葬列を組んで、人力で棺を葬送していました。明治に入る前までは、葬送は夜間にひっそりと行われるもので、移動手段は座棺が中心でした。現在の葬儀の...続きを読む
落慶法要とは、寺院で新築や修理の完成を祝う法要です。寺院で建物を新築、再建、修繕などを行う際には、檀家や信徒から寄付を集め、大がかりな工事が行われます。工事が終われば落慶法要で本山から僧侶が集まり、檀家を集めて祝賀法要が行われます。その際には落慶法要の祝儀を包み、完成を祝います。落慶法要では、本尊などの開眼法要や入魂のための落慶入魂...続きを読む
洋型霊柩車とは、霊柩車の中でも洋型のもののことです。宮型霊柩車と違い、金箔や漆塗りで寺院の屋根のような凝った装飾をしたものと違い、リムジン型の車輛を用いた、シンプルな寝台車型の霊柩車です。大型のステーションワゴンや高級車を改造して作ります。1989年に昭和天皇の葬儀で洋型霊柩車が使用されたことをきっかけに、一般的にも知られるようにな...続きを読む
「ずっと家にいて終活が進まない」 「そろそろ納骨したいのに見学ができない」 そんなお悩みを少しでも解決すべく、青山霊廟(東京都港区北青山2-12-9・外苑前徒歩2...
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家の建築・リノベーションの専門家
お金に関する記事の監修者
ライター・レポーター
実務家ファイナンシャルプランナー
ライター・ディレクター
解体に関する記事の監修者
大人のためのbetterlifeマガジン
地味に忙しい幸運体質の編集人