「仏壇」の検索結果

仏壇の用語

厨子

厨子とは、仏像、仏画などを安置するもので、一般的には正面に両開きの扉があり、屋根と台座のある戸棚のような形をした仏具です。厨子は屋根の形によって、丸厨子、平厨子、帽額厨子などの種類があります。厨子は仏像を収める祠(ほこら)の役割を果たします。一般的に家庭でみられる仏壇は厨子型仏壇ともいわれ、堂宇と仏壇をあわせた古代寺院を小さくして、...続きを読む

分骨証明書

分骨証明書とは、お骨を分骨する際に発行してもらう書類です。希望によりお骨を2か所以上に分けて納骨したいというケースが発生した場合、2箇所目以降に納骨する際に必要になる書類です。お骨は法的には「ご遺体の一部」という事になっていますから、納骨(埋葬)する際には「埋葬許可証」というものが必要になります。もし埋葬許可証なしに遺体を埋葬したり...続きを読む

荘厳

荘厳には3つの意味があり、一つは仏像・仏堂・仏壇を美しく飾ることを意味する仏語。もう一つは、飾りに使う装飾品その物のこと。そしてもう一つは、智慧・福徳・相好で浄土や仏の身を飾ることを意味します。飾り付けの際、何をどのように飾り付けるかは宗派により異なるため注意が必要です。荘厳の語源はサンスクリット語のvyuhaであるとされ、vyuh...続きを読む

廃仏毀釈

廃仏毀釈とは、明治に起こった神仏分離をきっかけに起こった、仏教を排除しようとする運動のことです。寺院や仏像が取り壊され、仏壇などの仏具も破壊されました。江戸時代の厳しい寺請制度で、汚職の温床となっていた寺院に反感を持っていた庶民と、神道の復古を目指した一部の神職とが中心になって起こした運動ともいわれています。神仏習合を廃止し、仏像を...続きを読む

寺位牌

寺位牌には、自宅にある本位牌の他に、寺院に安置するために用意したものです。または、寺院やその寺院の本山に、供養をお願いしておさめる位牌のことをいいます。寺位牌は、本堂や位牌堂など一か所に集められ、寺院によって供養されます。家に仏壇や位牌を祀ることができない場合だけでなく、自分の代で位牌の継承者がいない場合なども、寺位牌にして永代供養...続きを読む

本尊

ご本尊とは宗教の信仰対象となるもので、それらを模した仏像(彫刻品)や絵(掛軸)のことをいいます。寺院の本殿や一般家庭の仏壇には、その中央にご本尊が据えられているのが一般的です。ご本尊は宗派によって違い、ですから同じ仏教でも天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗といった宗派によってその本尊は違います。例えば、天台宗・...続きを読む

魂抜き

魂抜きとは、お墓から遺骨を出す場合や仏壇を処分する際に行う儀式です。お墓や位牌・仏壇には使い始める時に僧侶によってお魂入れが行われており、魂が宿っていると考えます。その魂を抜いて、ただの「物」に戻すことが魂抜きです。お墓を新たに建立したり、リフォームしたりする必要ができた場合、また、転居などでお墓を移転する(改葬)時などに、お墓から...続きを読む

家具調仏壇

家具調仏壇とは、日本の都市型のライフスタイルに合うよう、家具調にデザインされた現代的な感覚の仏壇です。生活スタイルの変化と狭い住宅事情などを考慮して、1970年代くらいから市場に出回るようになりました。リビングルームに置いても違和感のない仏壇で、モダンですっきりしたデザインに特徴があります。続きを読む

追善供養

追善供養とは、生きている人が亡くなった人に対して行う供養のことです。故人の命日に法事を行い、冥福を祈って供養することをいいます。追善の文字があらわすように、生きている人が行う善行を持って、亡くなった人の善行になる、それがまた自分に戻ってくるという考え方です。追善供養は広い意味では「毎日の供養」をさし、狭い意味では「年回忌の法要」をい...続きを読む

祖霊舎

祖霊舎とは、仏教の仏壇にあたるもので、神道で祖先の霊をまつるための神棚のことです。神棚より一段低い位置に祀り、神棚同様に礼拝し、お供えをしますが、順番は神棚が先です。仏壇では、位牌をあまり中央には飾りませんが、神道では、祖先の霊は一家の守護神であるという考え方から霊璽(神式の位牌にあたる)を真ん中にして設置します。続きを読む

回出位牌・繰出位牌

回出位牌・繰出位牌は、箱型になった位牌に、札板を収納できる方式になった位牌です。先祖代々の位牌がたくさんある場合に、まとめて一つの位牌におまつりします。10枚程度収納できるようになっています。一番前の札板には、○○家先祖代々乃霊位などの文字を入れます。中に入る札板には、それぞれの先祖の戒名を記します。中に収めている札板は、命日の順に...続きを読む

唐木位牌

四十九日などを区切りに、故人のためにつくる本位牌は、材質や塗りによって、「塗位牌」と「唐木仏壇」の2種類があります。唐木位牌は、黒檀や紫檀、白檀(びゃくだん)、欅(けやき)などを材料に用いた、木目を生かした位牌です。材料になる木材は、海外から輸入される銘木を用いるため、唐木の名がついています。硬度が高く、耐久性に優れ、虫や菌がつきに...続きを読む

霊璽

霊璽は、神道の仏壇にあたる祖霊舎(それいしゃ・みたまや)において、位牌にあたるものを言います。仏壇には、御本尊が中心に飾られますが、神道の祖霊舎では、霊璽を中心に飾ります。霊璽は、祖先の霊の代わりとして祀るものです。神道では、人は分霊として生き、死んだのちは、霊御親のもとへ戻り、そこから家族を守ってくれるという考え方があります。その...続きを読む

日蓮宗

日蓮宗とは、鎌倉時代に日蓮によって始まった仏教の一派です。妙法蓮華経を唱えるので、日蓮法華宗とも言われています。日本人の宗祖の名前が宗派名になっているのは、日蓮の日蓮宗のみです。南無妙法蓮華経の七文字は、本仏の声そのものという考え方です。日蓮入滅の日のお祭りは、お会式(おえしき)と呼ばれています。池上本門寺(東京)の10月12日のお...続きを読む

天台宗

天台宗とは、法華経を経典とする仏教です。平安時代に最澄が開いた宗派で、比叡山延暦寺が本山になります。法華経を中心とする四宗(法華円教・戒・禅・密教)からなる大乗仏教全般を学ぶ宗派とも言われます。これは四宗相承とよばれています。天台宗の教えの一部をとりあげて、浄土宗、浄土真宗、臨済宗、曹洞宗、時宗、日蓮宗が生まれたともいわれます。天台...続きを読む

神棚

神道の神様を祭るための棚を神棚と呼びます。家庭や会社などに設置してお祀りするものです。できるだけ明るい、清浄なところを選び、最上階の天井の近くに、南向きか東向きに設置することがよいとされています。仏壇と同じ部屋に同じ向きに設置したり、人が出入りする場所、ドアの上などは避けて場所を選ぶことがよろしいでしょう。会社においては、部屋の奥や...続きを読む

開眼供養

開眼供養(開眼法要)とは、仏壇、お墓、位牌などを新しく購入する際に、僧侶を招いて読経をすることです。開眼という言葉からも明らかなように、仏像の目を開くという意味があり、この法要を行って初めて、仏像に霊験が宿るといわれています。仏像作りでは、大部分ができあがった後、最期に目を描きこみます。これを儀式としたものを、開眼法要といい、これを...続きを読む

須弥壇

須弥壇とは、仏教寺院において本尊を安置する場所で、仏像群を安置するために、周りより一段高く設けられた場所のことをいいます。須弥壇の上は仏の領域であり、直接諸仏を安置する場合と、厨子(ずし)又は宮殿(くうでん)を置いてその中に安置する場合があります。多くの場合、須弥壇の下には鎮壇具が埋められています。須弥壇の名は『須弥山』に由来し、壇...続きを読む

死亡広告

死亡広告とは、遺族などが新聞等に依頼し掲載、告知する広告のことをいい、お悔やみ欄と呼ばれることもあります。新聞社が記事として掲載する「死亡記事」とは異なります。死亡広告欄には通常、物故者の死亡年月、享年、自宅といった基本的な情報のほか、葬儀日程や葬儀場所、喪主の名が記載されますが、どこまで情報を掲載するかは、ご遺族と葬儀社の担当者ま...続きを読む

唐木仏壇

唐木仏壇とは、黒檀や紫檀と言われる銘木を用いて、木目の美しさを生かした仏壇を、唐木仏壇といいます。金仏壇に比較して簡素なもので、木材の種類や材質により、価格が違ってくるのが特徴です。唐木は、中国が唐と呼ばれていたころ、外国産の銘木を用いて作った仏壇ということから名づけられました。黒檀と紫檀は、唐木と呼ばれていたこととも関係しています...続きを読む

注目の記事【PR】

あわせて読みたい

ランキングRanking

enな人々

もっと見る

あなたに
おすすめ記事Recommend