納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
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お香典は、会葬者が通夜または葬儀の時に持参し、喪家に渡すものです。
最近では家族葬などの身内だけで行う葬儀が増えていることもあり、会葬者の負担を減らしたい、香典返しの手配が負担という理由から香典の受け取りを辞退する方が増えてきています。
突然の不幸による出費に対する助け合いの意味があり、相互扶助、お互い様の精神からはじまったとされ、お香典の援助があって昔の葬儀は成り立っていました。
お香典は日本独自の古くからある文化なので、受け取りを辞退されると、「なぜ受け取らないのだろう」と思われる方もいらっしゃるようですが、人それぞれの考えがありますので、故人やご家族のお気持ちを大切にされることがよろしいかと思います。
お香典を辞退するかどうかは、地域性も考慮して判断することがよいでしょう。
お香典を断る葬儀は、都市部を中心として見られはじめていますが関東圏では、親族だけでなく一般会葬者に料理を振る舞うことが習慣ですので、香典を受け取ることが今でも一般的です。
一方、会葬者に食事を振る舞う習慣がない関西圏の都市部では、徐々に香典辞退という葬儀が増えつつある傾向にあります。しかし香典辞退は考えられないという地域も少なからずありますので、地域の事情に精通した人や葬儀社とも相談の上で決めることがよろしいでしょう。
現在、「故人の遺志によりお香典は辞退させていただきます」という看板を出す葬儀も見られるようになっていますが、その場合でも、親族からの香典まで断ることめったにありません。
つまり、親族からのお香典は受け取るという場合がほとんどです。受付では渡さず、受付を済ました後に喪主に直接わたし、喪主が受け取る場面が多くみられます。
会葬者の方は香典を準備されていますので、当日その場で辞退すると戸惑われる方もいらっしゃるかもしれません。友人代表の方や仕事関係の代表の方に香典を辞退する旨を添えてご連絡するといいでしょう。
さらには、会葬者に分かるように受付に香典辞退の旨を書いた看板をだすといいでしょう。葬儀社に依頼すれば準備してもらえるので、打ち合わせの際に確認しましょう。
もし香典を渡しに来られた方がいた場合は香典をお持ちいただいたことへの感謝を示し、今後のお付き合いもあると思いますので、なぜ辞退するか事情を説明するとよろしいかと思います。
例えば、「ありがとうございます。誠に勝手ながら故人の遺志でご香典は辞退しております。お気持ちだけありがたく頂戴いたします」などお伝えできれば丁寧ですね。
逆に参列する側になったときに、香典辞退の知らせがあった場合には、故人や遺族の気持ちを尊重するようにしましょう。
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冠婚葬祭のこと
家の建築・リノベーションの専門家
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