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葬列

  • 読み:そうれつ
  • 別名:葬斂、野辺送り

葬列の意味(葬列とは)

葬列とは、葬送のため遺族や近所の人、関係者が行列を組み、遺体火葬場墓地へと運んで行った「野辺の送り」のことを指す言葉です。

現代では、遺体の運搬は霊柩車が担い、遺族や親族でバスなどに分乗して、火葬場へ向かうことが一般的になっています。

死を告知し、告別するものとしての葬列は、告別式という儀式に変わってしまいました。

自宅葬が中心で、告別式の習慣がなかった時代には、葬儀の中心的役割を果たす役割が葬列だったのです。

葬列の実際

葬列では、道案内、送り火と言う人が先頭に立って進みます。先火という高張提灯や、松明を持つ役割の人です。葬列は夜間のみ出すのが許されていたため、足元を照らす役割が必要でした。

次に紅白の紙切れを入れた篭が続きます。この紙ふぶきは、道中ふりまきながら進みます。

町内会の旗や弔旗、花輪が続き、紙製の蓮華花を持った人の次に、お膳持ちと言われる、枕飯香炉などを持つ役割が行きました。お膳持ちは故人の妻や子どもが行ったといいます。衆僧、導師位牌持ち、天蓋持ちと続いて、最後にが来ます。棺は飾り付けをした篭や輿にのせて運ばれていました。

棺を担ぐのは、親類、町内などの男性で、専門の棺かつぎもいて、雇うことができました。位牌を持つ役割は長男など、家長を継ぐ立場の者が行います。

葬列は棺とともに、三度回ってから出る、仮門や四門のように、門状のものを作って、一定の作法でくぐったりするなどの独特の儀礼があり、結界を作って日常生活と違う儀式として行っていました。

関連する用語:葬列六役, 野辺の送り, 霊柩車, 火葬場, 茶碗割, 放鳥
タグ:葬儀・葬式 , 埋葬 , 儀礼

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