寿陵

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寿陵の意味(寿陵とは)

寿陵とは生前墓のことで、亡くなる前に建てる自分自身の墓のことを言います。

生前に死後の準備をするということに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、「長寿」「子孫繁栄」「家内円満」の3つの果報を招く、縁起の良いこととする考え方もあります。

秦の始皇帝、聖徳太子、最近の例では昭和天皇なども寿陵を建てていました。仏教の教えでは逆修(ぎゃくしゅ:生前に自分のために位牌墓石を用意し、法事を営んで冥福を祈ること)の功徳は大きいという考え方をとります。

寿陵を建てるメリットとしては、お墓の場所やデザイン、予算などを自分で納得のいくように決められる点です。ご家族とじっくり相談しながら決めるのも良いでしょう。

寿陵の実際

寿陵には相続税のことを考えられて建立されるという方もいらっしゃいます。

家族が亡くなり、財産を受け継ぐ場合には相続税が課税されます。相続税は、現金、預金、不動産、有価証券、宝石など、形を問わず全ての財産に対して課税されるものですが、例外として「墓所、霊びよう及び祭具並びにこれらに準ずるもの」に関しては相続税は課税されないと定められています。したがって、お墓を建てるお金を用意しておくのと、自身のお墓を建てておくのとでは、後者のほうがメリットがあるといえます。

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