釈・釋
釈(釋)は浄土真宗の法名で一番上に使われる文字です。浄土真宗では他の宗旨宗派と違い、居士や大姉というランクを表す位号は使われず、釈に生前の名前から文字を取って「釈○○」の3文字にするのが一般的です。法名は、存命中でも帰敬式に参加することで授けられます。釋は釈の旧文字です。釈(釋)は釈迦を表し、法名に釈(釋)の文字がつくことで、釈迦の...続きを読む
釈(釋)は浄土真宗の法名で一番上に使われる文字です。浄土真宗では他の宗旨宗派と違い、居士や大姉というランクを表す位号は使われず、釈に生前の名前から文字を取って「釈○○」の3文字にするのが一般的です。法名は、存命中でも帰敬式に参加することで授けられます。釋は釈の旧文字です。釈(釋)は釈迦を表し、法名に釈(釋)の文字がつくことで、釈迦の...続きを読む
御仏前とは、仏前を丁寧に表したもので、仏教の法事で香典袋や不祝儀袋、供物の上書きに使う言葉です。御仏前は忌明けに使用する言葉で、その前までは御霊前と上書きを用いるとされています。亡くなって四十九日の間に、霊が仏になる準備をするといわれているため、忌明けまでは御霊前、忌明け後は御仏前という言葉を使います。7日ごとに7回の修行を終えて始...続きを読む
熨斗は、お祝いごとの際に贈答品に添える飾りです。古くは、のしたあわびを使用していましたが、あわびの代わりに黄色い紙を中心に使い、長六角形にひだを付けて折り込んだ紅白の色紙で、あわびを包んだ形になっているものを良く使用します。熨斗紙や祝儀袋の右上部分に、簡略化された絵柄として、印刷された状態のものも多く見かけます。水引をかけて、ご祝儀...続きを読む
熨斗あわびとは、あわびを薄く切って、長く伸ばして干したものです。かんぴょうを作る時のように、外側から長くむいて乾燥させて作ります。水洗いをして乾燥させ、生乾きの状態で重しをつけて引き延ばして、さらに乾燥させて商品化します。保存食のひとつでもあり、お祝いの席に贈り物として広く用いられてきました。儀式の時の酒の肴に使われたものです。現在...続きを読む
答礼とは、葬儀などで参列者の弔問に、遺族が御礼をすることです。一般的に葬儀の際に、参列者の焼香の時間になると、遺族は立って参列者にお辞儀をします。これを答礼挨拶とよんでいます。自宅葬儀が中心だったころは、座った状態で、参列者が焼香するたびに頭を下げていたものが、葬儀会場で葬儀を行うようになったことで、席から立って、お辞儀をするように...続きを読む
聖体拝領は、キリストの血と肉にあたる、ぶどう酒とパンを身体に受け入れることをさします。聖体拝受によって、復活の保障を得ることができます。新約聖書によると、イエス・キリストは引き渡される前に、弟子たちと最後の食事を共にしました。この最後の晩餐で、パンを取って「これが私のからだである」杯を取って「これが私の血である」と弟子たちに分け与え...続きを読む
死者の日とは、亡くなったすべてのキリスト教教徒の魂に祈りをささげる日です。万霊節とも言われています。カトリック教会では、11月2日で、万節節の翌日にあたります。11世紀ころから始まった行事です。フランスやドイツでは、死者の日に墓を掃除し、花で飾り付けを行います。かつては、人間が死んだ後に、罪の清めが必要な霊魂は、天国へ行けないと考え...続きを読む
宮司は神職の職階で、神職や巫女をまとめる神社の長です。宮司は神主と混同されることも多いのですが、現在は神社で一番偉い人は、一般的に宮司のことをいいます。宮司と神主は、古くはほぼ同じ意味があった言葉です。神主は神職のことで、神社を代表する人という意味でした。1946年に神職制度が制定された際には、宮司、権宮司、禰宜、権禰宜の主に4つの...続きを読む
神主は、古くは神社で神に仕える神職の長で、中心になって神を祭り、祭儀、社務を行う代表的な役割を担う人のことをさした言葉です。現在では、一般に神主と言うと、神職を行う人の総称として使われる言葉になっています。神主には職階があり、宮司、禰宜などはそのひとつです。神主の仕事は、戦前までは男性のみの仕事でしたが、戦後は女性も神主ができるよう...続きを読む
律宗とは中国で始まった大乗仏教の宗派のひとつで、四分律という戒律を持ちます。受戒することで成仏するとしていて、戒律を守り実行することが教義になっています。本山は唐招提寺です。南都六宗のひとつで、中国では中国仏教十三宗のひとつでもあります。律宗を日本に伝えたのは、鑑真です。鑑真は唐の僧侶で十四歳の時に出家、二十一で長安の実際寺の弘景律...続きを読む
俗名とは、戒名や法名に対して使うことが多い言葉で、生前に名乗っていた姓名のことをさします。仏式で葬儀を行う場合は、檀家になっている菩提寺に戒名を付けてもらいますが、戒名ではなく、生前の本名で葬儀を執り行う場合などがあります。その場合に、「俗名で葬儀を行う」という言い方をすることがあります。続きを読む
灌頂とは、頭に水をかけて、悟りの位に進んだことを証する儀式のことです。仏教では、菩薩が最後の悟りを開いて仏になった時に、智水の灌頂を受けて、成仏する儀式として知られています。灌頂は、密教の儀式のひとつとしても知られ、香水を頭にそそぐ儀式のことを言い、受戒や修行者が上の位に上がる時に行なうものでもあります。日本では、日本天台宗の最澄が...続きを読む
御文とは、蓮如が浄土真宗の教義を門徒に書簡で説いたものです。大谷派では御文、本願寺派では御文章といいます。本願寺が東西に分かれる前までは、御文として統一されていました。蓮如は浄土真宗本願寺八世で、布教手段として全国の門徒に仮名書きで法語を手紙にして発信していました。消息として書き送られたものでもあります。御文は、書簡文で教義をわかり...続きを読む
打敷とは、仏壇に飾る荘厳具で、敷物の一種です。釈迦が座る高座に、弟子たちが自分の着物を敷いたことを起源に、仏壇の前卓、上卓に敷きます。下水板があるので、そこにはさむようにして、本体との間に敷きます。具足を飾る場所に敷くようにします。打敷には種類があり、宗派によって飾るものが違います。また、季節の変わり目には、打敷も衣替えをします。夏...続きを読む
忌み言葉とは、結婚式や葬儀の場において、使用を控えた方が良いとされる言葉です。読み方によっては、縁起の悪さを連想させる言葉などが忌み言葉とされています。葬儀、告別式、通夜などのお悔みの場においては、「重ねる」「重ね重ね」「返す返す」「再び」「くれぐれも」「たびたび」「いよいよ」「追う」といった言葉になります。不幸が重なる、不幸が再び...続きを読む
安位諷経とは、収骨を終えてから自宅や葬儀場などで営む法要です。遺骨をいったん家や葬儀場に持ち帰って行います。火葬場から会場へ戻る際には、水や塩でお浄めをしてから中に入ります。法要会場では、戻ってきた位牌、遺骨を祭壇に安置して、水、線香、花、ローソクをそなえます。僧侶が安位諷経の読経を行います。葬儀の後の初七日の法要を、葬儀当日に行な...続きを読む
木魚は、お経を読むときにたたく木製の法具です。中国の仏教法具が江戸時代に日本につたわったものです。一般的に家庭で使用するものは、鈴のような形になっています。材料はクスノキやクワといった木材で、響孔と呼ばれる割れ目の部分から、刀を使って中を空洞に彫った形をしています。革や布で包んだばちで叩いて使用します。木魚を打つことで、拍子を取って...続きを読む
葬儀における芳名帳は会葬者名簿の役割をします。参列した人は、受付で住所や名前を記入します。芳名帳の他に香典帳を準備している場合では、参列した人の名前だけを芳名帳に記入してもらい、香典帳の方に、香典袋に記載されている人の名前を、全て記入してもらうようにします。香典帳と香典の金額を合わせることなどを考えたルール作りをしておくと、葬儀の後...続きを読む
直会とは、神事の最後に、神饌としてお供えしたものをおろし、参加者でいただくという行事です。また、下げられた供物も直会とよびます。お神酒や神饌を、神と共食するという意味があります。神社から餅などをいただくことを、直らうともいいます。神霊への供物を飲食することで、神霊との結びつきを強くし、その力をわけてもらうことで、加護してもらうという...続きを読む
昇天記念日とは、キリスト教で法要にあたるものです。カトリックでは故人が亡くなった1年後の命日に、昇天記念日としてミサを行います。プロテスタントでは、1か月後の昇天記念日に、記念集会を行います。自宅や教会で行われることが多く、礼拝の後は、故人を追悼した茶話会が開かれます。小さい祭壇を自宅にもうけて、牧師を読んで、祈祷、聖書の朗読、讃美...続きを読む
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地味に忙しい幸運体質の編集人
解体に関する記事の監修者
家の建築・リノベーションの専門家
実務家ファイナンシャルプランナー
大人のためのbetterlifeマガジン
ライター・ディレクター
ライター・レポーター
お金に関する記事の監修者