ほおずき
ほおずきは盆花の代表的なもののひとつです。お盆には精霊が迎え火や提灯の灯りを頼りに帰ってくるといわれています。先祖や亡くなった人が迷わずに戻れるよう、ほおずきの花を提灯に見立てて盆棚や仏壇に手向けます。ほおずきは枝付きのものを求め、飾りつけをします。昔は電気もなく、日暮れ時には提灯やロウソクを用いて灯りをとりました。夜道は今よりもず...続きを読む
ほおずきは盆花の代表的なもののひとつです。お盆には精霊が迎え火や提灯の灯りを頼りに帰ってくるといわれています。先祖や亡くなった人が迷わずに戻れるよう、ほおずきの花を提灯に見立てて盆棚や仏壇に手向けます。ほおずきは枝付きのものを求め、飾りつけをします。昔は電気もなく、日暮れ時には提灯やロウソクを用いて灯りをとりました。夜道は今よりもず...続きを読む
埴輪とは、素焼きの焼き物で、古墳時代に古墳の上に並べて置かれたものです。埴輪は3世紀後半から6世紀後半にかけて作られ、聖域を示すために並べたり、古墳の土が崩れないように置かれたといわれています。埴輪は紐状にした粘土を積み上げて形を作り、中は空洞になっています。埴輪によっては、パーツごとにつくって、粘土で貼り付けて作り上げたものもあり...続きを読む
禰宜とは、神社における神職の職名のひとつです。一般的な神社では、上から宮司、禰宜、権禰宜の順になっていて、禰宜は宮司を補佐する立場の職位です。禰宜は、ねぎらうの語源でもある「ねぐ」から来た言葉で、ねぐという言葉を目上の人に使う場合には「祈ぐ」と書き、祈る、祈願するという意味もあります。神の心を和ませ、その加護を願うという意味です。禰...続きを読む
入院中にお見舞いに行けなかった代わりの気持ちとして、お通夜の日に「通夜見舞い(通夜見舞)」を持っていく習慣です。香典とは異なります。関東の東部、千葉県成田市、新潟県、福岡県などの一部地域で行われてます。通夜見舞いは現金だけでなく、お米やお寿司、饅頭、お菓子、お酒、缶詰などの飲み物や食べ物を渡すところもあります。続きを読む
磨崖仏とは、自然の巨石や岩壁に彫刻した仏像のことです。石仏の一種です。石仏には、独立した状態で石材に彫られた移動が可能なものと、磨崖仏のように壁面に直接彫られたもの、石窟を掘ってその中に彫刻する石窟仏の3種類に大別することができます。磨崖仏は古くからインド、中国、朝鮮に多く見られます。インドのアジャンター石窟、中国の雲岡石窟などが有...続きを読む
真壁石とは、白っぽい色に特徴がある良質な花崗岩です。真壁御影とも言われています。茨城県と近郊が産地で、墓石の材料として人気があります。真壁石は、筑波山系の加波山付近で産出されています。ふもとには桜川市(旧真壁町)があります。歴史の古い石材の産地として知られています。続きを読む
喪家とは、ご不幸のあった家を指す言葉です。喪中の家を関東では「葬家」を用いることも多く、喪家は関西地域を中心に使われる傾向があります。喪家は儒教の喪のある家の意味から来た言葉といいます。喪に服している家で、御葬家、御遺族と同義です。喪家の狗(そうかのいぬ)という慣用句があるように、古くは「そうか」と読んでいた言葉です。喪家の狗は、葬...続きを読む
三分の一返しとは、香典返しの金額の相場のことをさした言葉で、いただいた金額の三分の一を香典返しとして返すことをいいます。香典に包む金額は、会社で出席するなら五千円、親戚の人には一万円~三万円など、故人との付き合いや、地域の風習などによって金額が変動します。香典返しは、いただいた香典の金額によって、半額〜三分の一程度を目安に返礼品を決...続きを読む
全収骨とは、関東地域や北海道など東日本の広い地域で見られる収骨の方法で、すべての遺骨を骨壷に収めて拾骨することを言います。これに対して、関西地域など西日本では、のど仏など主要なお骨を少しだけ収骨するため「部分収骨」と呼ばれます。この全収骨と部分収骨の境目にあたる愛知県など一部の地域では、同地域内でも収骨方法が二分するなどもあるようで...続きを読む
部分収骨とは、関西圏や西日本などで広く見られる収骨の方法で、火葬場(斎場)での骨上げの際、、のど仏や歯骨などの一部の骨だけを拾って収骨することです。また、胴や歯骨を分けて収骨する地方もあります。足から頭にかけて収骨する際、少しずつ拾うようにするといいます。残った骨に関しては、火葬場側で供養するということになっています。そのため、関西...続きを読む
親鸞とは、浄土真宗の開祖で、鎌倉初期の僧侶です。9歳で比叡山で天台宗を学んだあと、法然の専修念仏の門に入りました。のちの念仏停止において法然は四国へ、親鸞は越後に流罪になりました。4年後に赦免されてからは、関東地区で布教し、60歳ごろに京都に戻りました。90歳で亡くなるまで、著述や門弟の指導に努めたといいます。続きを読む
胴骨とは、喉仏を本骨と呼び、それ以外の骨を指さす言葉です。関西地方では、火葬後のお骨上げの際に、喉仏の骨をそれ以外の骨とは別の容器に収める風習があります。関西地方は古都である奈良・京都を控え、また多くの神社仏閣などの宗派の本山も多く存在するため、古くから遺骨を「お墓」と「本山」に分けて収める「本山納骨」という風習があったようです。お...続きを読む
本骨とは、お骨の中でも特に、喉仏の骨を指していう言葉です。喉仏の骨は「仏」とついているように、その骨の形が仏様の形をしているように見えます。そのため、喉仏の骨は体全体の骨の中でも特別な骨とされていて、喉仏の骨だけを別の容器に収める地方もあります。一方、関東では逆で、喉仏以外の骨を本骨と呼ぶことが多いです。続きを読む
地蔵盆とは、8月23日、24日に行われる、子供の無病息災を願った地蔵菩薩のお祭りのことです。主に関西地方で盛んで、関東では見られることが少ない風習の一つです。お寺や神社のお祭りと異なり、街角のお地蔵様のお祭りです。お盆の時期に行われることから、その名前がついたといわれています。お祭り前日には大きな縁日が立ちます。町のお地蔵様をきれい...続きを読む
榊とは小さい白い花がつく、ツバキ科の常緑樹です。神道では、神棚や祭壇に、榊の枝の部分をお供えをします。神棚では榊立てに立てて、毎月1日と15日に新しいものに取り換えて飾ります。また、家庭内のお祝い事や、正月、お祭りなどの時にも、新しい榊とお供え物をして、お参りするようにします。神事に用いられる植物という意味で、榊という漢字になったと...続きを読む
骨壷は、遺骨を収納するための壷のことです。地方によって、荼毘に付された後の遺骨を収骨(拾骨)する量が違うため、サイズにばらつきがあります。一般に関東を中心とする東日本では大型のものを、関西を中心とする西日本では小型のものを用います。本骨(喉仏の骨)と胴骨を分けて収納する地域もあります。続きを読む
収骨とは、火葬が終わったあとに、遺族や近しい人たちで、骨上げをすることです。収骨は、火葬場の係員も手伝ってくれます。焼骨が炉前に引き出されたら、お骨を拾います。足の方から順に、頭部に向かって拾っていきます。地方によって、全部のお骨を収納をする地域と、一部のみ拾う地域があります。(参考:関東と関西のお葬式の違い)分骨などを考慮している...続きを読む
精霊馬とは、お盆のお供え物のひとつで、精霊棚に飾り付けます。きゅうりとなすを用いて作る、馬や牛型の人形のことをいいます。割りばしや爪楊枝などを利用して、それぞれの野菜に足を刺して作ります。それぞれの動物は、祖霊の乗る乗り物に見立てられています。地方によって、16日の送り盆の際に、それまで飾っていた初物の供物を利用して作って、供物と一...続きを読む
遺体とは、亡くなった方のなきがらのことを指して使う言葉で、死体という言葉とは区別し、人格性を込めて使います。病院で亡くなられた場合、病院側が死化粧を整え、病室を出ます(病院側でされない場合も葬儀社が対応してくれます)。その後、病院の霊安室に移動したり、そのまま自宅へと運ばれます。ご自宅での遺体の安置が難しい場合は、葬儀社が保有する保...続きを読む
通夜振る舞いは、僧侶の読経と弔問客による焼香の後、弔問客に対して食事や飲み物を供し故人を偲ぶ場のことを言います。地域によっては乾き物(お茶とお菓子)を用意する場合もあります。料理を供する場合、実際の人数の予想が難しいこともあり、大皿に盛りあわせた料理をとりわける形がよく見られます。1~2時間で順次散会するのが一般的です。その後は遺族...続きを読む
「ずっと家にいて終活が進まない」 「そろそろ納骨したいのに見学ができない」 そんなお悩みを少しでも解決すべく、青山霊廟(東京都港区北青山2-12-9・外苑前徒歩2...
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地味に忙しい幸運体質の編集人
ライター・ディレクター
家の建築・リノベーションの専門家
解体に関する記事の監修者
お金に関する記事の監修者
実務家ファイナンシャルプランナー
ライター・レポーター
大人のためのbetterlifeマガジン