仏花
仏花は、墓参りの際に用意をしたり、仏壇に手向けたりする花の総称です。仏具の三具足には花立がありますが、花を手向けることが供養のひとつと考えられています。また、厳しい環境に耐えて花を咲かせる姿が、修行の誓いであるという考え方もあります。お墓や仏壇に花を供える際には、左右に供えるので、基本的に二束用意するようにします。花種は菊、小菊、カ...続きを読む
仏花は、墓参りの際に用意をしたり、仏壇に手向けたりする花の総称です。仏具の三具足には花立がありますが、花を手向けることが供養のひとつと考えられています。また、厳しい環境に耐えて花を咲かせる姿が、修行の誓いであるという考え方もあります。お墓や仏壇に花を供える際には、左右に供えるので、基本的に二束用意するようにします。花種は菊、小菊、カ...続きを読む
花立塔婆とは、静岡県東部(富士市・富士宮市・沼津市)で用いられる塔婆のことです。静岡県東部の一部地域では、元々お墓参りの際に竹製の花立を檀家同士で名刺の代わりに置き合う慣習がありました。竹製の花立を置き、花をお供えし、檀家の皆さんでご先祖を供養していたようです。時代の変化によって、竹製の花立と生花を置いた後の対応が大変だったため、花...続きを読む
大日盆とは、地蔵盆の後に行なわれる盆行事で、大日如来の縁日です。7月の一か月は盆月というように、お盆の行事が続きます。まず7月1日に朔日盆(釜蓋朔日)があり、地獄の釜の蓋が開きます。7月7日は7日盆で、七夕の節句です。お墓をきれいに掃除し、精霊棚や幡を安置します。棚幡から七夕の名前に変化したとも言われる所以です。12日の草の市には花...続きを読む
梢付塔婆とは、杉・松・柳などの生木に枝がついたまま立てる塔婆のことです。生木を立てることから「生木塔婆」、杉を用いることが多いことから「杉塔婆」とも呼ばれます。古来から杉は神聖な木だとされていたたため、よく杉が用いられていたといわれています。続きを読む
角塔婆は、五輪塔の形がもとになっており、五輪塔を簡略化した供養に用いられる四角柱です。角塔婆を簡略化したものが、一般的にお墓に立てられる板塔婆といわれています。五輪塔も角塔婆も、世界の構成している五大物質を表し、上から、空・風・火・水・地の梵字が書かれ、その下に故人の戒名が書かれています。側面には大日如来を表わす梵字と、その下に建立...続きを読む
七本塔婆とは、初七日から四十九日(七七日忌)までの期間に行う、七回の法要ごとに合計七本の塔婆のことです。そもそも仏教では、死後四十九日のあいだ、七日ごとに閻魔大王により生前の所業を裁かれ、 四十九日目に判決が言い渡されるといわれています。 この四十九日目の判決の日が「忌明け(満中陰)」とされており、この忌明け法要(満中陰法要)までは...続きを読む
卒塔婆・塔婆とは、納骨する際や法要のときなど、供養のために用いる板のことをさします。よくお墓の後ろに建てられる長さ1~2mの卒塔婆は「板塔婆」と呼ばれるものです。水塔婆・経木塔婆と呼ばれており、経木と呼ばれる薄い木の板で作られている塔婆です。水塔婆・経木塔婆の一般的な大きさは、長さが九寸(約27cm)から一尺二寸(約36cm)、厚さ...続きを読む
家墓とは、「○○家の墓」とか「○○家先祖代々」などのような家名を刻んであって、その家の家族や親族の遺骨を共同で納める形態になっています。単位が家になっていて、その家の先祖から子孫へと引き継がれていきます。現在一般的になっている墓の形式ですが、増え始めたのは明治以降のことで、火葬が庶民にも一般的になり、墓所を構えることができるようにな...続きを読む
初彼岸とは、故人が亡くなって初めて迎えるお彼岸のことをさします。初彼岸は、故人が初めて悟りの世界、極楽浄土にいくといわれています。彼岸は春と秋にあります。春分の日と秋分の日の前後三日間を合わせた七日間です。彼岸という言葉は、もとは到彼岸のという言葉の略だといいます。彼岸は向こう岸を表し、それは煩悩を断ち切って悟りの世界だとされていま...続きを読む
永代供養墓とは、後継者がいない場合などに、墓参りや供養を定期的に寺院や霊園側が行ってくれることを前提に、購入する墓です。契約内容によって、永代の期間が異なり、13年程度から50年くらいまでの間の契約内容になっているケースが多く見られます。永代供養墓は、合祀墓や合葬式納骨堂の形式のものや、一般的な個別の墓と同様のものなど、さまざまです...続きを読む
永代供養とは、墓地継承者が途絶えたり、または墓地や納骨堂を継承する人がいないことを前提として、寺院が代わりに一定期間、供養を行う契約形態です。「永代」とはいえ、永久に供養をしてもらえるわけではなく、契約内容によって、十七回忌~五十回忌までといったように、一定期間の間、寺院や管理者側に経営が続く以上は、墓の面倒を見てもらえることになり...続きを読む
祥月は、故人が死去し一周忌以降の、亡くなった月のことをさす言葉です。例えば、4月1日に亡くなった人の祥月は4月ということになります。祥にはめでたいという意味があり、儒教では亡親祭りの時に用いる漢字です。中国の儒教で、先祖が亡くなって十三月目の祭りは小祥忌、十五月目の祭りは大祥忌とよびます。そして亡くなった月は祥月とよぶようになったと...続きを読む
分骨証明書とは、お骨を分骨する際に発行してもらう書類です。希望によりお骨を2か所以上に分けて納骨したいというケースが発生した場合、2箇所目以降に納骨する際に必要になる書類です。お骨は法的には「ご遺体の一部」という事になっていますから、納骨(埋葬)する際には「埋葬許可証」というものが必要になります。もし埋葬許可証なしに遺体を埋葬したり...続きを読む
久遠寺とは、山梨県南巨摩郡身延町にある日蓮宗の総本山です。日蓮が開山しました。佐渡での流刑を終えて鎌倉に戻った日蓮は、身延山の西谷に草庵を構えました。その後湯治と小湊の両親の墓参りへ出かけるために下山し、途中滞在した池上宗仲邸で亡くなりました。遺言に従って遺骨は身延山にまつられています。続きを読む
線香とは、仏事の際に、仏前で焚かれる線のように細いお香のことです。白檀(びゃくだん)、丁子(ちょうじ)などの香料を、松脂などで固めて作った匂い線香と、杉の葉を乾燥させて粉末にして、ノリで練って作った杉線香があります。線香は、邪気を払い、仏前を清めるもので、心を落ち着かせて先祖供養をする際に必要なものです。部屋の隅々を満たす香りは、仏...続きを読む
檀家とは、特定の寺に所属して寺を支援する家のことを指します。「ダーナパティ」というサンスクリット語から来た言葉で「寺や僧を援助する庇護者」という意味があります。檀家が、葬祭供養一切をその寺院に任せる代わりに、布施として経済支援を行うことが檀家制度です。鎌倉時代から使われ出した言葉で、室町時代の末期頃から自然と檀家関係ができたといわれ...続きを読む
春の彼岸とは、春分の日を中日とし前後3日間を合わせた7日間と、その期間に執り行なわれる仏事をいいます。前の3日間は「彼岸の入り(いり)」中間は「彼岸の中日(ちゅうにち)」そして最後の3日間は「彼岸の明け(あけ)」とそれぞれ呼び、彼岸の中日にはお墓参りをするなどご先祖様に感謝をし、前後3日間は悟りの境地に達するため必要な六波羅蜜を1日...続きを読む
秋の彼岸とは、秋分の日を中日とし前後3日間を合わせた7日間と、その期間に執り行なわれる仏事を指します。前の3日間は「彼岸の入り(いり)」中間は「彼岸の中日(ちゅうにち)」そして最後の3日間は「彼岸の明け」とそれぞれ呼び、彼岸の中日にはご先祖様に感謝をし、お墓参りなどをします。前後3日間は悟りの境地に達するため必要な、六波羅蜜を1日1...続きを読む
塔婆供養は、卒塔婆(板塔婆)を回忌供養・回忌法要やお彼岸・彼岸法要、初盆・お盆などの時期に、お墓の後ろに立てることをいいます。塔婆は、釈迦の遺骨を分骨して、塔を建てて供養したのが、その始まりと言われています。五重塔から五輪塔に変わり、五輪塔を簡略化したものが現在のような板塔婆です。板塔婆は人間の形をかたどっているといわれ、上から順に...続きを読む
お彼岸とは、毎年「春分の日」と「秋分の日」を挟んだ一週間のことをいいます。彼岸とは、岸の向こうをという意味があり、岸の向こう(悟りの世界)を差している言葉でもあります。この岸の向こうにある「悟りの世界」とは特に浄土系の信仰で用いられる考え方であり、死者は阿弥陀如来の導きによって彼岸(向こう岸)へ渡ることが出来ると考えられています。お...続きを読む
「ずっと家にいて終活が進まない」 「そろそろ納骨したいのに見学ができない」 そんなお悩みを少しでも解決すべく、青山霊廟(東京都港区北青山2-12-9・外苑前徒歩2...
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[PR] 葬儀を終えて納骨先を探そうと調べてみると、想像以上に選択肢が多くて悩むことも少なくありません。 墓地や霊園だけでなく、屋内の納骨堂や永代供養墓、樹木...
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ライター・レポーター
解体に関する記事の監修者
お金に関する記事の監修者
実務家ファイナンシャルプランナー
家の建築・リノベーションの専門家
大人のためのbetterlifeマガジン
ライター・ディレクター
地味に忙しい幸運体質の編集人