お膳料
- 読み:おぜんりょう
- 別名:御膳料
お膳料の意味(お膳料とは)
お膳料は、お膳に代えて僧侶にお渡しするお布施のことです。葬儀に限らず、お祝い事の際でもつかう言葉です。
お膳を用意して、食事をしていただくべき際に、先方の都合などによりかなわない場合、代わりに送る謝礼のことです。
読経が終わった時などに、お車代などと合わせてお渡しすることが多いです。
お膳料の実際
僧侶が都合により、精進落としなどの食事に参加できない場合、料理を箱詰めにしてお渡しすることもできますが、お膳料としてお金を包む場合も増えています。
事前に知っておく必要があるので、打ち合わせなどで都合を確認しておくとよいでしょう。
お膳料の相場は5000円~1万円が多いようです。
お布施を僧侶にお渡しする際には、切手盆、袱紗、風呂敷などを用い、直接の手渡しや、床に置くというのは失礼にあたります。
お布施はサービスに対する代価ではありません。したがって渡すタイミングは事前でもかまわないし、金額の記載も必要ありません。(お布施の表書きについて)
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