礼服
礼服とは、冠婚葬祭といった場面で着用する洋服のことです。礼服は、自衛官、軍人、警察官、消防隊員など、仕事上の制服がある場合は、制服を着用します。学生の場合は、学生服など制服を着用しておけば、礼服として認められ、失礼もありません。本来の西洋式の礼装では、ホワイトタイとブラックタイのドレスコードがあります。ホワイトタイでは燕尾服を着用し...続きを読む
礼服とは、冠婚葬祭といった場面で着用する洋服のことです。礼服は、自衛官、軍人、警察官、消防隊員など、仕事上の制服がある場合は、制服を着用します。学生の場合は、学生服など制服を着用しておけば、礼服として認められ、失礼もありません。本来の西洋式の礼装では、ホワイトタイとブラックタイのドレスコードがあります。ホワイトタイでは燕尾服を着用し...続きを読む
夜伽とは、葬儀の前に亡くなった人の傍らで、親しい人が夜通し過ごすことを言います。夜伽には、一晩中そばにいるという意味があります。近しい親類だけで、線香やロウソクの火を絶やさないようにしながら、一晩を過ごすことが夜伽です。斎場で通夜を行うことが増えた現在では、夜はいったん自宅へ戻ることも少なくありません。会場によっては、火の取扱い上、...続きを読む
祝詞とは、神事の行事で神主が神前で唱える言葉のことをいいます。日本人は古くから、言葉には魂があると信じてきました。これを「言霊」と言います。神さまにお願いごとをする時や、感謝の気持ちを表すときには「言霊」を込めて読み上げるというのが、祝詞の意味です。「言霊」は言葉に出したことがそのままかなうといいます。祝詞を声に出して読むことを奏上...続きを読む
斎主とは、祭祀を主宰する人のことです。神式の葬儀では、斎主が中心になって葬儀を行います。仏式の葬儀でいう僧侶、キリスト教の牧師にあたるものです。進行役は斎員といいます。神式では通夜を通夜祭、葬儀を神葬祭とよびます。どちらも神社では行わず、自宅や斎場で行います。また、通夜祭と神葬祭の間に、神式では遷霊祭という儀礼を行います。本来は別々...続きを読む
密葬とは、身内だけで内々に葬儀を済ませることや、その葬儀自体を指して使う言葉です。広く多くの人に参列を求めず、葬儀があることを知らせないのが密葬ということになります。一般的な葬儀が対外的に開かれた状態で行うことに対して、近親者だけで行われるものです。身内を中心に簡単な葬儀と火葬を済ませて、後日死亡通知などで、故人が亡くなったことを知...続きを読む
脇導師とは、葬儀の時に複数の僧侶がいる場合、一番重要な役目を果たす僧侶が導師で、その次に地位の高い僧侶のことを言います。複数の僧侶が葬儀を取り仕切ってくれた時に一番悩むのはお布施の金額やお布施の包み方でしょう。一般的に導師に渡した金額の三分の一程度を、脇導師に渡すと言われています。導師は檀家の寺院から葬儀に参加してくれますが、脇導師...続きを読む
近親者とは、家族や近い親族を指す言葉です。葬儀で用いられる場合は、故人の家族や親族に加えて、ごく親しい友人も含める場合があります。人数的に数名~数十人程度の規模で行う、近親者だけのこじんまりと故人を偲ぶ葬儀を家族葬と呼ぶことが増えています。この他に、親族だけで葬儀から火葬までを行う葬儀を「密葬」とも呼びます。近年増えている「近親者の...続きを読む
前夜祭とは、キリスト教の通夜にあたるものです。カトリックでは通夜の儀とも呼ばれています。通常、故人が所属する教会で行われることが多く、喪主、遺族、親族が前の方の席に、他の参列者は席順にこだわらずに座席につきます。キリスト教では、死は天に帰るということで、必ずしも悲しいことではないという考え方を取ります。前夜祭では、賛美歌を歌ったり、...続きを読む
通夜とは、告別式の前に行うもので、近親者が一晩、故人のそばで過ごすためのものです。古くは死を確認することが難しかったため、通夜という儀式を通して、死者を一晩監視したことから始まったともいわれています。通夜には、近親者だけで仮通夜として過ごし、翌日に弔問客を受ける本通夜を行う場合もあります。通夜の習慣は、地方によってさまざまです。都市...続きを読む
導師とは、葬儀や法要の際に死者の霊を弔う僧侶のことをさします。葬儀をとりおこなう僧侶で、死者に引導を渡すことから、引導僧とも言われます。本来は導く師という意味で、仏教の指導者や僧侶を表した言葉でした。その後、唱導師のように、法会で進行の中心になって読経し、他の僧を導く僧侶の意味になりました。導師には法要全部を統括する大導師と言われる...続きを読む
通夜祭は、神道におけるお通夜のことです。神道では、弔いの儀式は、自宅や葬儀会場などで行い、神社では行いません。神官を招き、通夜祭と併せて遷霊祭を行い、御霊移しといって、霊璽に霊を移します。神官は斎主、進行役を斎員とよびます。通夜祭の前に、参列者の全員が手水の儀で、清める場合があります。入口で準備されている手桶を使い、ひしゃくで水を汲...続きを読む
会葬者とは、葬儀に参列する人の中でも、遺族側ではなく、弔問に訪れた人をさす言葉です。通夜には通知を受けたらできるだけ出席するようにしたいものです。あまり親しい間柄でもない場合は、玄関で弔辞を述べ、名刺などを置いてそのまま辞去します。また、事前に電話などで場所や日時を確認する際に、家族葬なのでという風に、弔問を辞退されることもあります...続きを読む
白木位牌と同じ意味です(→白木位牌へ移動)続きを読む
白木位牌とは、葬儀の時、祭壇の上に安置するための仮の位牌です。塗りのない位牌で、享年、俗名、戒名などが記されています。四十九日に弔明けになると、塗位牌(本位牌)を作ります。野位牌とも言われ、本来は野辺送りの時に、遺族が埋葬地まで棺を運ぶ参列の際、喪主が持っていくことから、その名がついたといわれています。続きを読む
鯨幕とは、葬儀の際、式場に張る黒白の縦じまの幕のことです。式場の中だけでなく、建物の周囲にも下げます。鯨の黒い皮と白い脂肪部分とが、黒白と連なるところから、この名前がついたといわれています。古来日本では、弔事には白色を使う習わしでしたが、江戸時代ごろから、黒を使うようになり、葬儀における鯨幕の使用は昭和以降に始まったという説もありま...続きを読む
遺影写真とは、葬儀の際、祭壇などに飾る個人の写真のことを言います。葬儀が終わった後には、後飾り壇や仏壇の近くに飾られるのが一般的です。遺影写真を選ぶ際には、亡くなった時期に近い写真を選ぶようにします。ですが、ここ数年は病気がちで、遺影写真にするには好ましい写真がないということであれば、元気な頃の写真を選んでも良いでしょう。時間の限ら...続きを読む
祭壇とは、葬儀式に用いられる壇をいいます。遺影写真や供物や飾り、故人を偲び供養します。仏式の葬儀の場合は、祭壇の前には経机が置かれて、お坊さんが読経をします。伝統的に、白木祭壇が用いられてきましたが、近年、花祭壇を選ばれる方も増えています。キリスト教の場合は、お花を飾り十字架を設置します。神式の場合は、祭壇には神饌物(しんせんもの)...続きを読む
通夜返礼品とは、通夜に弔問に訪れた方々に渡す品物(返礼品)のことです。元々は通夜振る舞いの席がそれにあたり、通夜振る舞いの席に出なかった人にのみ通夜返礼品を渡していました。最近は通夜振る舞いに出る出ないに関係なく、全ての弔問者に通夜返礼品を渡すのが一般的になっています。返礼品の中身は砂糖、お菓子など、飲食品の詰め合わせや、タオルやハ...続きを読む
通夜振る舞いは、僧侶の読経と弔問客による焼香の後、弔問客に対して食事や飲み物を供し故人を偲ぶ場のことを言います。地域によっては乾き物(お茶とお菓子)を用意する場合もあります。料理を供する場合、実際の人数の予想が難しいこともあり、大皿に盛りあわせた料理をとりわける形がよく見られます。1~2時間で順次散会するのが一般的です。その後は遺族...続きを読む
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ライター・ディレクター
地味に忙しい幸運体質の編集人
実務家ファイナンシャルプランナー
解体に関する記事の監修者
大人のためのbetterlifeマガジン
お金に関する記事の監修者
家の建築・リノベーションの専門家
ライター・レポーター