定年後はお寺で働く?60代が活躍している納骨堂スタッフという仕事

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nokotsudostaff

定年を迎えた先の未来についてどのように描いていますか。今回は、60代の方が活躍している「納骨堂スタッフ」の仕事を紹介します。

そもそも、納骨堂でお寺以外の一般の人が働けるのか?そんな疑問を抱く方もいるでしょう。納骨堂の運営主体は、「寺院」「公営」「民営」と3つに分けられます。(「民営」は、経営主体はお寺ですが、納骨堂の運営・管理を民間の会社が行うものです。記事「納骨堂探しの第一歩」参照)

ここで紹介する「納骨堂スタッフ」は民間の会社が納骨堂の運営・管理を行っている事例を取り上げています。

どんな仕事内容なのか?どんな働き方なのか?実際の仕事の一日の流れは?60代だから活かせることは?など、納骨堂の業務内容と一口でいってもイメージしづらいと思いますので、港区青山の納骨堂「青山霊廟」の仕事を一例に紹介します。(情報提供:実相寺青山霊廟

60代の納骨堂スタッフの仕事内容は?

一般の人でも納骨堂で働けるの?という疑問もあるかもしれませんが、特別な資格は必要ありません。

納骨堂での「仕事」は多岐にわたりますが、大きく分けて「体を動かす作業」「接客(問合せの対応、利用者の相談)」「事務作業」「数字分析、戦略立案」「イベント企画」です。これらの業務をスタッフの経験や適性に応じて役割分担を行っています。業務分担については一般の企業と同じですね。

【仕事内容】

  • 壇前のお花の手入れ、納骨堂の清掃
  • 問合せ対応(資料請求や電話相談)、見学者案内、契約手続き
  • 利用者サポート、お参り案内
  • 利用者交流のイベント企画・実施
  • 寺院行事のお手伝い
  • 契約者情報管理
  • 公式サイトのブログ投稿
  • 販売戦略
  • 業務改善

一般的な企業での仕事と異なるところは、さまざまな事情をもった家族に接するという点でしょう。悲しみや寂しさ、切なさ、など人それぞれ思いが異なる問合せに対して寄り添い、安心して供養できる場所を提供するということが重要な役割となります。

60代からの働き方は?納骨堂スタッフの休日は?

運営が寺院や公営などさまざまですが、一般的に朝9時から17時まで納骨堂のお参りができるところが多く、勤務時間も同じような時間帯であることが多いです。

青山霊廟のパートタイマーの場合は、9時から17時(実働7時間)や9時から15時(実働5時間)など時間を調整したり、週3日など勤務日数を調整する働き方をとっています。

また、納骨堂は年中無休のところが多いです。そのため、納骨堂スタッフの休日は土日祝日に限らず、シフト制や平日の曜日指定で休日を設定することがほとんどです。週末に家族でお参りをしたり、法事法要を行うことが多いですからね。また、お盆休みやお彼岸の時期も納骨堂の場合はお参りが増えるので繁忙期となります。

定年までのキャリアは活かせる?納骨堂スタッフの必要なスキルとは?

納骨堂のお仕事では大切な人を亡くされたり、自身の死後のことについて考えている相談者に寄り添うことが大事な役割にもなります。定年までに培ったスキルを一言で結びつけるのは難しいですが、今までの自身の人生経験で感じたことなどが、大切な方を失った悲しさや寂しさの心に寄り添う際に活かせるでしょう。

また、納骨堂の契約やお参り案内だけでなく、法事や葬儀相続のことなど仏事から死後事務のことまでさまざまな相談対応があります。必要な知識を実務経験を重ねながら勉強をして身につけます。今までなんとなく知っていたことを改めて学び直し、見識を深められる機会にもなるので、やりがいが感じられる仕事になるのではないでしょうか。

活かせるスキル

コミュニケーションスキル、接客経験、電話対応経験、パソコン事務作業(入力、Word、EXCELの基本的な関数)、データ分析、広告戦略、イベント企画、自身の法事法要体験、人生経験

さまざまな背景を持たれた相談者の応対もありますが、人生経験があるからこそ機転や知恵を活かせることができるでしょう。

【やりがい体験談】 ご利用者さまもみんな良い方。最初はかける言葉もないくらい悲しまれていた方が、お参りを重ねていく中で笑顔になっていく様子は本当によかったなぁと思える瞬間です。年の功を頼ってもらって70歳までがんばりたいと思える。(60代 女性)

60代からのお仕事探しのポイント

今回、納骨堂でのお仕事を紹介しましたが、定年後の仕事選びで「お寺に興味がある」「人とお話しすることが好き」「ハードだけでなくソフト面を大事にした商品のマーケティングをしたい」など、自分の「大事にしたいこと」を考えてみましょう。

60年で培った経験をどのように活かしたいか?を考えることで、きっと新しい自分の生きがいに出会えるでしょう。

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