洋服や着物のリメイクお直し「お針子さん」【50代60代のお仕事図鑑】

記事を保存しました
お針子さん

定年世代の「お針子さん」の仕事内容は?

「お針子さん」とは、洋服や着物のお直しやリメイク、縫製などを行うお仕事です。一般的には洋裁スタッフ・縫製スタッフなどと呼ばれています。

専門的な裁縫技術を持つ方はもちろん、裁縫が好きな方、手先が器用な方など得意を活かすことができます。

「お針子さん」と一口でいっても、ボタンつけや裾上げなどの軽いお直しから、1着丸ごと仕立てる縫製まで幅広く、古着や着物をリメイクして全く新しい作品を生み出したりなど、働く場所や依頼内容によって業務内容はさまざまです。

仕事内容

※以下は一例。職種・働く環境によって内容はさまざまです。
• 洋服、着物の寸法直し
• 洋服、着物の修繕・お直し
• 古着、着物のリメイク
• 衣類や小物の縫製全般
• 作品制作 など  

ショップや会社のスタッフとしてだけでなく、在宅での委託業務など、さまざまな働き方があり、すきま時間を上手に活用して働いている方も多くいらっしゃいます。

こんな人が「お針子さん」に向いています!

こんな人にオススメです

• お裁縫・縫い物が好き
• ハンドメイドが得意
• 趣味を活かしたい
• 手先が器用な人
• すきま時間を有効活用したい
• クリエイティブなことが好き
• マイペースが好き
• 静かに過ごすことが好き
• お世話が好きな人
• 人の役に立ちたい
など

スキルは活かせる?「お針子さん」に必要なスキルは?

洋裁技術をお持ちの方、アパレルで働いていた方、洋裁系の学校に通っていた方はすぐに活躍してもらえるお仕事です。

資格や経験がない場合でも、定年世代には「子供が小さい頃にはたくさんお裁縫していた」「昔は手づくりで何でも作っていた」という人も多いと思います。そんな方々にも十分にトライしてもらえます。

また、手先の器用な方、細かな作業が好きな方にもオススメ。日々業務を重ねていくことで、技術もグングンあがってきます。

修繕やお直しに出すお洋服は、お客様が大切にしているものが多く、出来上がりをお渡しすると大きな感謝をいただくことが多いそう。

出来上がりの達成感を味わいながら、たくさんの「ありがとう」をもらえる素敵なお仕事です。

<活かせるスキル>

 洋裁技術検定
 和裁検定
 アパレル経験
 縫製の技術
 各種縫製系の資格、経験
 子育て経験
 創作活動
 保育教育の経験
 服飾洋裁系スクール出身
 ミシンが使える
 手先が器用
など

実際に働く「お針子さん」の体験談・感想

【定年世代のやりがい体験談】

若い頃、洋裁学校に通っていたので自分の洋服もよく手づくりしていました。子どもの服やお弁当袋などもたくさん作っていましたが、子育てが終わると全く針仕事をしなくなりました。60歳の時に何か始めたいと探していたところ、洋服お直しの仕事があり応募。長く針仕事から離れていたのに、体が覚えているのか、すぐに勘を取り戻しました。若い人に頼られることも多く、楽しく働いています。(70代 女性)

<こちらの記事もおすすめ>

「50代・60代からは無理なく人の役に立つ仕事しませんか?」

関連する記事

タグ一覧

注目の記事【PR】

あわせて読みたい

カテゴリ別ランキングRanking

定年退職のこと

enな人々

もっと見る

あなたに
おすすめ記事Recommend