川口元郷聖地　こじんまりとした街のお墓・永代供養墓

川口元郷駅から歩いてすぐ、住宅街の中にある川口元郷聖地に行ってきました。

平成24年の3月に開園したばかりの新しい、緑溢れる霊園。こじんまりとした広さの霊園をお探しの方にはぴったりの場所です。

他の霊園にはない新しい形のお墓・永代供養墓を案内してくれたのは株式会社大塚の松森(まつもり)さんと阿部(あべ)さんのお二人です。


左：松森(まつもり)さん　右：阿部(あべ)さん

「川口元郷聖地」の見学予約・資料請求に関して
「川口元郷聖地　公式サイト」でご確認ください。

埼玉高速鉄道の「川口元郷」駅1番出口より歩いて5,6分のところに川口元郷聖地はあります。



改札を出て左が1番出口。地上へのエスカレーターがあるので高齢の方も安心です。



地上に上がり、右手に進み、すぐ右折をします。目印は角のたばこ屋さんです。



そのまま道なりに進むと、「止まれ」の標識が見えてきます。標識の先の道路を渡ると、左に入る道があるので左折します。



道なりに歩いて行くと、八百屋さんが見えてきます。仏花も数種類販売していました。近くにスーパーもあったのでお線香なども調達出来そうです。



八百屋さんを過ぎると目の前に白い建物が見えてきます。



この建物は川口元郷聖地の管理事務所兼お寺(選擇寺/せんじゃくじ)の本堂です。

24時間お参りが可能

霊園は朝の9時から夕方の5時まで開いています。(水曜日は管理事務所がお休みです)

お仕事をしていたり開園時間内のお墓参りが難しい方でもセコムカードがあるので24時間お墓参りが可能です。センサーで園内の照明が付くので夜間でも安心してお参りが出来ます。

個別の墓石を建て個別に納骨するかたちのまるで家族墓のような永代供養墓カーロ。イタリア語でカーロは「親愛なる、家族」などの意味があるそうです。

個別のお墓参りが可能

カーロ、その名の由来通り、個別にお線香をあげることも、



お花を供えることも出来ます。家族や大切な方と入れるお墓。家族以外の方のお骨も合同で納骨する永代供養墓(合祀)では出来ない、個別のお墓にお参りが出来るところがいいところ。



お名前はお骨を納骨するカロートの扉に刻まれます。

費用は98万円～

墓所使用料・墓石工事一式・基本彫刻料・永代供養料を含み98万円、別途手桶使用料が5,000円(税別)と年間管理費(7,200円)がかかります。

最後の方が入って1年後に永代供養墓こもれびの碑へとお骨を移動し、お寺によって永代に渡り供養をされます。その際、墓石の撤去が必要ですが、費用は98万円に含まれています。そのため跡継ぎがいなくても安心です。

どんな方が選ぶの？

・跡継ぎがいないご夫婦
・あまりお金はかけられないけど個別のお墓がほしい

などの理由から選ばれる方が多いようです。

また、骨壷ごとの安置は2体ですが、小さめの骨壷や骨袋に移すことで8体ほどのお骨が安置可能なため、2家族で利用されている方や田舎のお墓を改葬されご先祖のお骨も一緒に納骨されている方もいました。

カーロのある場所全体は屋根が付いているので天気が悪い日も気にせずお墓参りすることが出来ます。

こちらは永代供養墓「こもれびの碑」です。10年間骨壷で個別安置されます。



費用は永代供養料18万円。別途手桶使用料(5,000円/税別)がかかります。春彼岸・秋彼岸はお寺によって合同供養されます。



「誰かの大切だった方のお骨なので合祀だけど大事に扱いたいですね」と話してくれたのは、案内人のひとり、松森さん。



10年間骨壷で個別安置したあとは合祀用の納骨室（カロート）へ他の方のお骨と共におさめられます。

霊園奥には一般墓地の区画があります。その中で見たことのないお墓を発見しました。

川口元郷聖地にしかない、デザイン墓

初めて見るかたちのお墓。

なんと、案内人の松森さんがデザインして会社に提案されたそう。このお墓を作ろうと思ったきっかけはお客様から寄せられた声が大きかったから、と話してくれました。

石のお墓をもちたいけど予算オーバー。でも永代供養墓(カーロ)だと少しさみしいな。このようなお客様からの声に応えた新しいかたちのお墓です。



骨壷で3体、カロートの蓋に名前が刻まれます。花立もお線香をあげるところも付いています。



一般的な代々継承する墓地もあります。6体から8体まで納骨が可能な区画です。




園内はフラットなので車椅子やベビーカーでも安心してお参り出来ます。車椅子の貸出しもしています。



水場には掃除用具も備わっていました。

管理事務所の2階がお寺(選擇寺/せんじゃくじ)の本堂になっており、椅子席で最大30名程お呼びして、法事法要をすることが出来ます。選擇寺さんは浄土真宗のお寺なので、浄土真宗のしきたりに則って供養されます。



本堂前の休憩室。

大切な方を思い出す場所に出会って頂く

お父様からの助言がきっかけでこの業界に入ったという松森さん。終始穏やかな松森さんでしたが、久々に会うご友人などからも驚かれるほど、この業界に入ってから人柄ががらっと変わったそう。

『「心を持ってお客様に接する」、このことがいかに大切で自分を高めることか気付かされました。お墓参りは大切な方を思い出したり、ご先祖に感謝をする機会を与えてくれる、お墓はご家族のお気持ちや思いがずっと続く場所になってほしい』、と松森さん。

お客様の話をじっくり聞く

「大切な方を亡くされまだお気持ちが沈まれている方もいれば、生前にご夫婦でお決めになる方など、お墓を探すお客様の状況は様々。ひとりひとりのお話をじっくり伺い、最善の提案をするようにしています。」と話す阿部さん。その方の状況によっては、川口元郷聖地ではなく他の霊園をおすすめすることもあるとか。



お客様と真正面から向き合う松森さんと阿部さん。お二人に相談したら、10年後20年後に「ここのお墓でよかった」と思える霊園に巡り会えるかもしれません。



2014/10/27

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