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2024年の春のお彼岸は、3月17日日曜日(彼岸入り)から3月23日土曜日(彼岸明け)までです。
このお彼岸の期間にお墓参りをしたり、お坊さんにお経をあげてもらったり、先祖供養をいつもより意識する時期でしょう。
お彼岸の時期には、彼岸会(ひがんえ)と呼ばれるお彼岸法要・彼岸会が行われたり、お彼岸のあいだに施餓鬼(せがき)法要が行われることが多いです。
お彼岸に行われる法要で、お布施をいくら包めばいいのか悩みますよね。
お彼岸は古くからの日本の文化ですが、仏教行事の1つでもあります。そのため、個々がお墓参りをするだけでなく、お寺によるお彼岸法要があります。
お彼岸法要では、お寺で行われるお彼岸法要に参加したり、個別でお寺にお彼岸法要を依頼したり、場合によって様々です。法要を執り行う際には、お寺にお礼の気持ちとしてお布施を渡すのが一般的です。
お寺によりますが、お寺が開催する合同のお彼岸法要に参加する際には、お布施は3,000円~1万円程度(または1万円以上)を包むことが多いです。
また、あくまで目安ですが、個別に法要を行う際には3万~5万円程度を包まれることが多いようです。法要をお寺ではなく、ご自宅でされる場合、距離によってはお車代として3,000円~5,000円程度を別に包むこともあります。
故人が亡くなってから初めて迎える初彼岸のときも一般のお彼岸法要と同じくらいの相場で考えるとよろしいでしょう。
お彼岸法要・彼岸供養でのお布施の表書きは、一般的には「御布施・御布施」と書きます。施餓鬼供養も同じく、表書きは「御布施・お布施」と書きます。
宗旨宗派や地域によって書き方が変わることもあります。このとき、表書きの墨は「薄墨」ではなく、普通の墨で書きます。もしくは、「御布施」と表書きを書かずに無地のままでも失礼にはあたりません。
最も丁寧な形式は、奉書紙で慶事の際の上包みの折り方(たとう折り)で包む方法ですが、市販の無地の白い封筒に入れて渡しても構いません。
お彼岸の法要や施餓鬼法要の際に、お布施は直接そのまま手渡しするのではなく、小さなおぼんにのせて渡したり、袱紗(ふくさ)を用いてお渡ししたほうが丁寧です。
詳しくは
『お布施の渡し方、包み方』
お墓参りをするだけでなく、お寺の彼岸会(彼岸供養・彼岸法要)や施餓鬼法要にも参加して、お彼岸を過ごしてみるのもいいかもしれませんね。
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