納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
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お墓参りでお供えする仏花(生花)は、その日のうちに持ち帰るべきなのでしょうか。
最近では造花も増えていますが、仏花(生花)をお供えするときには、そのまま花立てにお花を供えて帰ってもいいのでしょうか。
お彼岸の時期になると仏花を花屋さんや霊園の近くの石材店、スーパーなどで目にすることが増えます。
仏花や故人が好きだった花をいつもお供えしていることが好ましいことだと思っていたとしても、霊園のルールや頻繁にお墓参りに行ける距離でないという場合は、生花・仏花をそのまま置いていくことは難しいでしょう。
(霊園によって、管理事務所がお花の手入れなどの一切を引き受け、お花が傷んできたら処分してくれるところもあります。)
その後、再訪して仏花の手入れをするのが難しいときは、お墓参りでお花を持って行き、お参りの時間はお花を手向けてお供えし、手を合わせます。そして帰る際に、そのお供えした生花を持ち帰るといいでしょう。
家の中に持ち帰ること自体は問題ありませんが、持ち帰った仏花や供物を仏壇にお供えするのは好ましくないと言われています。
先祖に一度お供え(差し上げた)ものですので、その仏花・供物を仏壇の仏様にあげるのは失礼になる、と考えられているからです。
自宅に洋花などのお花を持ち帰った際は、自宅(先祖や仏様でなく、自分たち用)のお花として飾るといいでしょう。
霊園や地域の風習によって異なりますが、霊園によっては生花を持ち帰りを推奨している霊園もあります。それは、生のお花は傷みやすく、虫などが寄ってくる原因になるからです。
頻繁にお墓参りに行けない場合は、お花の手入れができず、傷んだり、枯れたお花をそのままにしておくほうが気持ちがよくない、ということがあるでしょう。
最近では造花をお供えしているお墓も増えてきています。
一般的に墓地・霊園は広い土地で自然が豊かなところが多いです。木や草が生えているおり、そこで花立てに生花をお供えすると虫が好むのも無理ありません。
霊園の草木や花立の水やお花に蚊が集まってくる可能性もあり、墓石もあることから殺虫剤等を撒くことも難しいため、虫除けをするように呼びかけています。
花立て自体を逆さまにして水が残らないようにすると虫対策にもなります。
お墓にお花がたくさんお供えされているといわれているのが、鹿児島県です。鹿児島県では、お花を豪華にお供えする風習があります。
お彼岸やお盆などのお墓参りの時期以外でも、常に花を絶やさないお墓が一般的です。近年では造花を利用する家族も増えてきています。
また、静岡県の一部地域では、檀家同士で仏花の代わりに寺院の墓地で花立塔婆という小さめのサイズの塔婆を用意し、花立の代わりに塔婆をお供えします。他の地域と異なり、自分の家だけでなく、知り合いのところにも花立塔婆を立てるという文化があります。
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日本の歳時のこと
お金に関する記事の監修者
実務家ファイナンシャルプランナー
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ライター・ディレクター
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地味に忙しい幸運体質の編集人
家の建築・リノベーションの専門家