納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
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モガリとは、古代の日本で行われていた葬儀儀礼で、貴人の本葬の前に、遺体を仮埋葬したり、安置したりして祀ったことをいいます。
人の死後、埋葬するまでの間は、遺体は棺に納められ、喪屋の中に安置したり仮埋葬した状態で、遺族が儀礼を行い、魂を慰めました。同時に遺体の腐敗や白骨化を確認することで、「死」を最終確認する役割もあったようです。
皇室の葬送には陵墓をつくる必要があり、その間は殯宮(もがりのみや)という建物に遺体を安置しました。
殯宮は、天皇の大喪の礼に、皇居宮殿内に仮設される遺体安置所を指す言葉でもあります。
天皇崩御後は13日目に遺体を納めた棺が宮殿内の殯宮に移御されます。
古墳時代のモガリは、1週間から3週間程度の間、小屋のような殯屋で行われ、その期間の長さは、死者の階層の高さと墳墓築造、葬送儀礼の長さを反映したこともわかっています。
人は死ぬと霊魂になって漂い、場合によっては死者に戻ることがあり、その際には肉体が必要だと考えられていました。
一方では風葬の状態で長い間モガリに放置されていた遺体があり、日本書紀の孝徳記には大化の薄葬令として、天皇以外の全ての者の葬儀を簡略化し、モガリを禁止すると記された規定があります。
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地味に忙しい幸運体質の編集人
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