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寺院の用語

高野山真言宗

高野山真言宗とは、真言宗の宗派のひとつです。真言宗には主だった宗派だけでも18種類あります。平安時代に空海が、唐は長安で密教を学び、帰国後に興した宗派です。総本山は和歌山県の高野山金剛峯寺です。弘法大師の奥の院御廟を信仰の源泉としていて、1日2回空海の食事を運んでいます。根本仏は大日如来、根本経典は大日経、金剛頂経になっています。ま...続きを読む

境内

境内とは、境界の内側という意味で、特に神社や寺院の敷地内のことをさします。法律上では、宗教法人が活動のために使う土地は、境内地とよんでいます。しばしば難読な漢字とされる境内は、漢音からきた言葉です。境内は、普通の土地とは区別された聖域で、建物を中心として、宗教行事を行うためのしきりの内側の土地を表しています。境内は、古くから無税地と...続きを読む

経本

経本とは、経文を書いた本のことです。経本は独特な製本方法を取り、経折りという折り本になっています。仏教の教えを記した基本になるもので、各宗派ごとに違います。仏前に常備しておけば、お経を上げたい時には読み上げることができます。さまざまな形態のものが販売されていて、文字を大き目にプリントしたものや、読み仮名がふってあるものもあります。ま...続きを読む

お経料

お経料とは、仏教において、通夜・葬儀・告別式や法事法要の際に、僧侶にお経をあげてもらったことに対する謝礼を指す言葉です。謝礼の封筒の表書きとしても用いられることがありますが、お経料という言葉を用いず「お布施」という言葉を用いることが良いとする考え方もあります。続きを読む

回忌法要

回忌法要とは、祥月命日に営む法要のことです。一回忌、三回忌、七回忌、十三回忌と行っていって、五十回忌を最後にして、先祖代々として合祀して弔いとすること(弔い上げ)が一般的です。五十回忌以降の回忌法要は遠忌とも言います。五十回忌の法要を迎える頃には、故人を知っている人の多くが逝去していることから、回忌法要もそこまでで終わりにしましょう...続きを読む

御影堂

御影堂とは、寺院の中で宗祖などの御影を祭っている建物です。宗派によって御影堂、開山堂、祖師堂などの呼び名があります。寺院によっては、御影堂の方が、本尊を安置してある本堂よりも大きく重要な建物である場合も多く、多くは古い由緒ある堂がそれにあたります。御影堂は宗祖の遺品、自筆の絵画や文書などが残り、それ自体が信仰の対象になっていることも...続きを読む

八宗兼学

八宗兼学とは、八宗の教義を全て勉強していることで、物事を良く知っている様子を表す言葉でもあります。仏教には八宗があります。倶舎宗、成実宗、律宗、法相宗、三論宗、華厳宗、天台宗、真言宗の八つです。南都六宗に平安時代に伝わった天台宗と真言宗を加えた八宗です。広くさまざまな教学を学び、身に付けることが、学僧にとっては理想だとされていました。続きを読む

永代供養墓

永代供養墓とは、後継者がいない場合などに、墓参りや供養を定期的に寺院や霊園側が行ってくれることを前提に、購入する墓です。契約内容によって、永代の期間が異なり、13年程度から50年くらいまでの間の契約内容になっているケースが多く見られます。永代供養墓は、合祀墓や合葬式納骨堂の形式のものや、一般的な個別の墓と同様のものなど、さまざまです...続きを読む

永代供養

永代供養とは、墓地継承者が途絶えたり、または墓地や納骨堂を継承する人がいないことを前提として、寺院が代わりに一定期間、供養を行う契約形態です。「永代」とはいえ、永久に供養をしてもらえるわけではなく、契約内容によって、十七回忌~五十回忌までといったように、一定期間の間、寺院や管理者側に経営が続く以上は、墓の面倒を見てもらえることになり...続きを読む

葬儀会館

葬儀会館とは、葬儀式場、セレモニーホールのことで、葬儀を専門に行う会館をさします。葬儀を行う場所としては、大きく、・公営式場・民営式場・寺院式場・地域の集会場・自宅の5つが主な場所ですが、このうち、公営式場、民営式場、寺院式場を葬儀会館と呼びます。公営の葬儀会館を保有する自治体と、保有しない自治体に別れますが、保有する場合は、火葬場...続きを読む

日蓮正宗

日蓮正宗とは、富士門流ともいわれ、日蓮宗の一派です。日蓮系の教団は日蓮宗、顕本法華宗、日蓮正宗、日蓮本宗など多数あり、その中の一つです。日蓮正宗は、静岡県富士宮市の大石寺が本山になっています。南条時光の外護を受けた寺院です。鎌倉時代の日蓮宗の僧侶、日興によって開創されました。日興は日蓮が亡くなると身延山で日蓮の墓所を守っていましたが...続きを読む

真宗大谷派

真宗大谷派とは、浄土真宗の一派で、東本願寺を本山とします。約8900寺院が大谷派に所属するといわれています。浄土真宗本願寺は、十二世法主の長男教如ではなく、豊臣秀吉の支持を受けた三男の准如を跡継ぎにしたために、西と東に分裂しました。准如がお西さんを継ぎ、独立した十二世法主の教如が、徳川家康に京都に寺地をもらって始めたのが東本願寺で、...続きを読む

浄土真宗

浄土真宗とは、浄土宗の開祖である法然の弟子、親鸞が始めた浄土教の一派です。阿弥陀仏の力で万人が救済されるという絶対他力の教えで、信心があれば、往生すればすぐに成仏できるという考え方です。そのため、授戒や引導などがありません。帰敬式といって、生前に仏弟子となった証しとして、おかみそりを行い、戒名ではなく法名をもらうことで帰依します。浄...続きを読む

浄土宗

浄土宗とは法然を宗祖とし、阿弥陀仏を本尊とする仏教の宗派です。極楽浄土に往生することができると説き、そのためには、阿弥陀如来の救いを信じ、南無阿弥陀仏を唱えます。念仏を唱えることで極楽浄土へ行くという考えは、他力と言います。浄土宗では、浄土にいても、仏となってこの世に戻り、人々を救うことができるとしています。本山は京都の知恩院(華頂...続きを読む

葬儀ローン

葬儀ローンとは、葬儀会社が窓口になって取扱いを受け付けている、消費者金融や信販会社、クレジット会社などのローン商品の総称です。労働金庫や信用金庫でも取扱い商品があるところがあります。当然、銀行と消費者金融では金利が違ってくるので注意が必要です。ブライダルローンなどに比較して、短期間の融資も可能になるので、故人の口座が凍結されてしまっ...続きを読む

沙羅双樹

沙羅双樹とは、釈迦の病床に、四方に二本ずつ相対して生えていたという木のことです。東西南北に生え、季節外れの花を咲かせたという言い伝えがあります。また。釈迦が亡くなったときには、鶴のように白く枯れて、悲しみを表したともいわれています。この伝説から、仏教徒にとっては、沙羅双樹は聖木になっていて、無常の象徴と言われています。続きを読む

葬式仏教

葬式仏教とは、葬式と法事だけを表面的にとりおこなう、現代の仏教界を批判して使われる言葉です。本来の仏教は、葬礼を重視するような教えはなく、救済や真理を追究する宗教であったはずが、現代の日本においては、”葬儀のために寺があり僧侶がいる” といった状態になってしまっていることを、揶揄して使う表現でもあります。続きを読む

水引幕

水引幕とは葬儀においては、会場などの四方に引きめぐらせた幕のことです。祭壇の前の天井部分にはる、家紋の入った幕は、真ん中に房を垂らし、形を整えて張られます。寺院などでは、入口付近に飾られることもあります。鯨幕とは違い、白い短い幕を指して使う言葉です。幕は自宅葬儀なら、玄関、廊下、天井や壁、階段などにも貼っていきます。水引幕を張ること...続きを読む

宮型霊柩車

宮型霊柩車とは、棺を乗せる車の後部が、神社や寺院の建物にみられるような宮殿に似た形になった霊柩車です。檜を使った白木のものを関西型、漆塗りのものを名古屋型と言い、黒壇を使ったものもあります。車両後部の棺を納める部分の内装は、極楽浄土が描かれていたり、木彫りで蓮の花があしらわれていたりと、凝った装飾が施されています。宮型霊柩車は、キャ...続きを読む

戒名料

戒名料とは、僧侶に戒名をつけてもらった代わりに支払うお金のことをさします。一方、戒名はお金で買うものでないということから「戒名料」という言葉自体を用いることを避けるべきという考え方や、戒名料という言葉は用いず、お布施に含むという考え方もあります。戒名は本来、生前に修行を行って得るものといわれています。しかし一般的には、故人が亡くなっ...続きを読む

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