韓国の葬儀

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韓国の葬儀の意味(韓国の葬儀とは)

韓国の一般的な葬儀では、三日葬といわれ、故人が亡くなってから3日間にわたって行われます。

三日葬はサミルチャンとよばれ、葬儀場で行われます。3日間は常に葬家が弔問客を迎え、料理を準備して食事をふるまいます。

葬儀場を完備した病院もあり、霊安室遺体を安置したまま、葬儀が進行することもあります。

二日葬もあり、内容は日本の葬儀に良く似ています。

遺影を作り、両側にロウソクを立てて香を焚き、喪中忌中と書いた紙を自宅の入り口に貼ったり、謹弔と書いた提灯をつるします。

香典袋には「賻儀(プウィ)」と表書きし、名前を封筒の後ろに記入します。封筒は葬儀場に準備されていることもあります。

線香をたてて、遺影に向かってひざをついた深いお辞儀を二礼、立ち上がって一礼します。この際、クリスチャンは立ったままお辞儀をします。

喪主遺族にもひざをついたお辞儀を行い、言葉をかけます。

受付で香典を渡して、別室で通夜ふるまいを受けます。

韓国の葬儀の実際

韓国の葬儀で「哭」の儀式といえば、朝夕に「哀号」と声をあげて泣くものです。喪が明けるまで行われるもので、葬儀の期間が長くなって喪主が大変になってくると、代哭制といって、代わりに泣いてもらうことも昔はあったと言います。

最近では、「哭」の儀式そのものがあまり行われなくなってきたといわれています。

また、韓国ではキリスト教信者が多く、2005年の統計庁の発表では、人口の約3割がキリスト教徒であるという結果が出ています。

<関連する用語>:土葬 儒教 キリスト教

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