祈祷寺

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祈祷寺の意味(祈祷寺とは)

祈祷寺とは、祈願の目的で建立されたり、保護されたものです。

多くは将軍や大名などが先祖供養回向寺とは別に、利益祈願や一族の繁栄、戦の無事などを目的に建立したものです。

現代においては、真言宗天台宗系の寺院などにおいて護摩祈祷という、護摩木を焚いてご本尊様に願い事の成就を祈るのが、祈祷寺の特徴でしょう。

護摩の炉に薪を入れてもやし、供物を投げ入れていきます。火が煙とともに供物を天上へ運び、天の恩恵にあずかることができるとしています。

かつては祈祷が叶った際には、施設の補修や調度品の奉納などを行うのが一般的だったといいます。

祈祷寺の実際

江戸時代には、先祖の墓を設置し先祖供養を行った回向寺と、それとは別に、無病息災、家内安全、商売繁盛などの個人利益をお願いしに行く祈祷寺がありました。

たとえば徳川家の回向寺は浄土宗の増上寺ですが、祈祷寺は当時天台宗だった浅草寺でした。

江戸時代は、厳しい寺請け制度の元で厳格に管理されていたものの、二つの寺院へ出入りしていた庶民の姿が見えます。

<関連する用語>:檀家制度 回向寺 護摩 密教 勅願寺

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