新約聖書

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新約聖書の意味(新約聖書とは)

新約聖書とは、旧約聖書に対し、新しい契約という意味のある、27の文書からなるキリスト教の正典です。ユダヤ教の正典でもある旧約聖書が、モーゼとの契約について記されたものであることに対して、新約聖書ではキリストの誕生後の神の啓示を記したものです。

イエス・キリストの生涯と言行を記した福音書と、弟子たちの殿堂記録の使徒行伝、使徒たちの書簡、黙示録などから構成されています。

紀元1世紀を主に描いていてイエスの一生と教え、弟子の足跡や信仰の様子が記される中、新しい契約が確立します。

新約は紀元50年から2世紀までの間に記されたといわれています。イエスの処刑は紀元30年ごろとされています。

新約聖書はコイネーという古典ギリシャ語で書かれています。

新約聖書の実際

キリスト教会が新約聖書を確立したのが、紀元4世紀頃です。キリスト教徒にとっては、旧約聖書と新約聖書をあわせて正典となっていますが、教派によっては、これに外典やアポクリファなどと呼ばれる旧約の続編が加わることもあります。

「新約聖書は、旧約聖書の中に隠されており、旧約聖書は、新約聖書の中に現わされている。」とも言われるように、双方を読み理解することが、キリスト教を信仰するうえで重要だといわれています。

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