「告別式」に関連する用語一覧

告別式

告別式とは、葬儀の後あるいは葬儀のかわりに執り行われる式のことです。葬儀は僧侶が主導となり執り行うのに対し、告別式は喪主が主導し執り行う別れの時間と考えます。告別式では、故人に最後の別れを告げると同時に、参列下さった方への挨拶や、弔電の披露、告辞・弔歌の朗読などを行います。告別式を行うタイミングとしては、葬儀の後、出棺前に執り行う場...続きを読む

本葬

本葬とは、あらかじめ密葬で身内だけで葬儀を終えた後に、大規模な葬儀を改めて行うことをいいます。社葬や団体葬など大勢の参列者を見込んだ葬儀や告別式をさします。社葬などの大規模な葬儀は準備に時間がかかるため、あらかじめ密葬の形で近しい親族のみで葬儀を終えた後に、日を改めて一般の参列者を招いた、大きな告別式が行われる際に使われる言葉です。...続きを読む

食い別れ

食い別れは、出棺の際に参列者に出される一善飯のことを言います。近年では、葬儀に先立って行なわれるケースも多いといいます。これを非時とも呼びます。食い別れは、故人が旅立つ前に、参列者の全員と共に会食するという考えから始まった習慣ともいえます。そのため、故人にも食事が用意されます。食い別れでは、近所に味噌、野菜、ごはんなどを配る、丸いお...続きを読む

会葬者

会葬者とは、葬儀に参列する人の中でも、遺族側ではなく、弔問に訪れた人をさす言葉です。通夜には通知を受けたらできるだけ出席するようにしたいものです。あまり親しい間柄でもない場合は、玄関で弔辞を述べ、名刺などを置いてそのまま辞去します。また、事前に電話などで場所や日時を確認する際に、家族葬なのでという風に、弔問を辞退されることもあります...続きを読む

心づけ

葬儀における心づけとは、霊柩車やマイクロバスなどの運転手さんや、火葬場のスタッフ、お茶や料理を配膳してくれる人などに用意して渡すお金のことをさします。地域によって、渡す金額などは違ってきます。全く渡さない地方もあります。公営施設の火葬場、斎場では職員への心づけは一切禁止されているのが一般的です。公務員ではなく、民間委託の職員もいます...続きを読む

霊柩車

霊柩車と言われて思い浮かぶのは、金色の派手な装飾が施された霊柩車ではないでしょうか。もともと霊柩車とは、人力で棺を運んでいた時代に棺を装飾していた輿を自動車に再現したものと言われています。このような輿の装飾が施された霊柩車を現代では宮型霊柩車と呼んでいます。最近では葬儀の規模や経済状況によって霊柩車の種類も幾つかから選べるようになっ...続きを読む

精進落とし

火葬が終わると、会葬者はいったん自宅や斎場へ戻ります。そこで遺骨と位牌を安置して、還骨法要(還骨勤行)という読経をしてもらいます。参列者は全員焼香をして、葬儀の終了になります。初七日の法要は、その後一週間でまた親族に遠方から集まってもらう負担を考慮して、火葬当日に一緒に行われることが増えています(繰上初七日)。一連の法要が済んだとこ...続きを読む

出棺

告別式が終わると、棺を式場中央に配置するなどして、最期の対面になります。祭壇に飾っていた花を切り、棺の中に入れたり、故人の愛用品や枕団子、枕飯を収めたりします。火葬場では規定によりお顔を見てのお別れができない場合も多いですので、親族や会葬者にとっては、故人との最期の対面の時間になります。くぎ打ちは、故人と関係の深かった遺族から順に打...続きを読む

還骨法要

火葬が終わった後に、斎場や自宅へ戻って行われるのが還骨法要です。後飾り壇に、位牌、遺骨、遺影を安置して、僧侶による読経があり、お焼香を行います。30分程度の法要になります。この際、初七日法要をかねて行うケースが増えています。初七日は葬儀から1週間後に、再び親族を集めることを考慮し、簡略化して葬儀の当日に行っておくわけです。そのあとは...続きを読む

白木位牌

白木位牌とは、葬儀の時、祭壇の上に安置するための仮の位牌です。塗りのない位牌で、享年、俗名、戒名などが記されています。四十九日に弔明けになると、塗位牌(本位牌)を作ります。野位牌とも言われ、本来は野辺送りの時に、遺族が埋葬地まで棺を運ぶ参列の際、喪主が持っていくことから、その名がついたといわれています。続きを読む

鯨幕

鯨幕とは、葬儀の際、式場に張る黒白の縦じまの幕のことです。式場の中だけでなく、建物の周囲にも下げます。鯨の黒い皮と白い脂肪部分とが、黒白と連なるところから、この名前がついたといわれています。古来日本では、弔事には白色を使う習わしでしたが、江戸時代ごろから、黒を使うようになり、葬儀における鯨幕の使用は昭和以降に始まったという説もありま...続きを読む

遺影写真

遺影写真とは、葬儀の際、祭壇などに飾る個人の写真のことを言います。葬儀が終わった後には、後飾り壇や仏壇の近くに飾られるのが一般的です。遺影写真を選ぶ際には、亡くなった時期に近い写真を選ぶようにします。ですが、ここ数年は病気がちで、遺影写真にするには好ましい写真がないということであれば、元気な頃の写真を選んでも良いでしょう。時間の限ら...続きを読む

祭壇

祭壇とは、葬儀式に用いられる壇をいいます。遺影写真や供物や飾り、故人を偲び供養します。仏式の葬儀の場合は、祭壇の前には経机が置かれて、お坊さんが読経をします。伝統的に、白木祭壇が用いられてきましたが、近年、花祭壇を選ばれる方も増えています。キリスト教の場合は、お花を飾り十字架を設置します。神式の場合は、祭壇には神饌物(しんせんもの)...続きを読む

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