塔婆はいつ立てるの?いつ下げるの?

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卒塔婆・塔婆は先祖供養のためにお墓の周りに立てるものです。

故人の成仏を願う気持ちや先祖への感謝の意味の他、私たちの健康や安心を故人に伝えるための心の便りでもあると言われています。

立てないと悪いということではありません。供養の気持ちを表すひとつの形として塔婆供養があります。

浄土真宗では基本的に塔婆(卒塔婆)を用いないとされています(地域や寺院によっては用いる場合があります)。

供養の際には燈明(ろうそく)を手向けているお寺もあります。燈明料は、お寺によってもそれぞれです。

このように宗派の考え方によっては、塔婆を用いませんが供養の形や方法は違えど、故人を偲び、先祖への感謝を大切にしたいですね。


写真:永代供養墓と個人墓に立つ塔婆

塔婆(卒塔婆)はいつ立てるの?

先祖を供養するためのものなのでいつ立ててもよいとされています。ただ、いつ立ててもいいと言われると困ってしまうものですよね。

習慣として命日や年忌法要、春秋のお彼岸などに用意する方が多いでしょう。

他にも地域やそのご家庭の文化の違いによっては、お墓参りの度に立てるという方もいらっしゃるでしょう。

塔婆(卒塔婆)はいつ下げるの?

特に決められた期限はありません。

塔婆に書かれた文字が薄れてきたり、傷んできたかなと思われた時でよろしいと思います。ただ、長い間立てておくと雨風で倒れて破損する危険性もあるので注意しましょう。

処分する時期が分からない方は、次のお墓参りや法要のタイミングでお寺にお願いしてお焚き上げ(お経をあげて燃やすこと)をしてもらうとよいでしょう。

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