摩利支天

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摩利支天の意味(摩利支天とは)

摩利支天とは、護身、勝利、開運などをつかさどる神として信仰を集めています。

猪の背中に乗っていることから、亥年の守り神とも言われています。

三面六臂で走駆する七頭の猪に乗っています。また、蓮の花の上で座っている像もあります。元来は女神の像でしたが、男神像として作られた像もあります。

もともとはインドの女神、マーリーチーに由来していて、サンスクリット語で月の光を意味し梵天の子とされていました。

日本では陽炎を神格化した女神で、陽炎のように目に見えなくとも、身近にいる存在で、月日に先立って進み、進路の障害になり、厄を除き、利益をほどこすといわれています。

摩利支天の実際

摩利支天は実体がないので、目に見えず、焼いたり、濡らしたりすることもできないので傷つかない存在とされています。

武士の守り本尊とも言われ、出陣の際には、鎧の中に御守りとしてお札を入れたり、農家では五穀の結実を豊かにしてくれると、石仏などが建てられました。

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