「葬儀・葬式」に関連する用語一覧

花祭壇

花祭壇とは、近年増えている祭壇の種類で、従来の白木祭壇ではなく、お花で飾られた祭壇のことをいいます。生花で祭壇を作ることは以前は費用がかかることでしたが、葬儀社や生花店の企業努力などで抑えた費用でも祭壇が設営が可能になっています。また、白木祭壇に対するイメージの低下もあって、同様の価格帯ならば、花の祭壇を選びたいという方も増えていま...続きを読む

棺とは、遺体を納める木製の箱です。現在の日本では、棺に納めることなく火葬はできませんので、必ず、棺に納める必要があります。棺に納める儀式を、納棺と呼びます。種類は様々で、布で表面に覆った布棺(ぬのかん)や、彫刻を施した彫刻棺(ちょうこくかん)などもあります。ご遺体との対面がしやすいように、ふたの半分が透明になっている棺もあります。近...続きを読む

友引

友引とは六曜の一つです。六曜はその他には、大安や仏滅などがあります。友引の日に葬儀をすることはなるべく避けるという風習もありますが、近年では、迷信ということであまり気にしない方も増えています。東京都内の火葬場の多くは友引の日を休みとしているため、必然的に、葬儀・告別式は友引には行わない状態です。大阪などでは、友引の日も火葬場は運営を...続きを読む

ドライアイス

ドライアイスで遺体を保冷して、葬儀までの数日間、遺体の損傷(腐敗)を遅らせて保全します。逝去後、遺体の状態を心配してすぐに葬儀をしなければと慌てられる方もいらっしゃいますが、ドライアイスをあてて、適切に処置すればご遺体は数日程度は保持できますので、とにかく葬儀を急いでということはありません。ドライアイスは綿花などに包んで遺体にあてて...続きを読む

湯灌

湯灌とは、遺体を洗浄し綺麗に保全する方法です。伝統的に近親者や近所の人たちで行われてきましたが、近年は、専門の湯灌業者が行うケースが増えています。「逆さ水」と呼ばれ、桶や洗面器に水を入れて、その後にお湯を加えるという日常とは逆の方法で準備したぬるま湯で、遺体を拭きます。湯灌業者による湯灌は、車に積み込める浴槽を運んできて、お風呂に入...続きを読む

エンバーミング

エンバーミングとは、遺体衛生保全と呼ばれ、損傷のある遺体を修復したり、1ヶ月間などある程度の長期間、遺体を保持する必要がある場合などに、用いられます。日本で伝統的に行われてきた、湯灌や死化粧と同じく遺体を保持する方法の一つです。エンバーミングは遺体を殺菌したうえで、体内に保全液を入れるなど高度な処置が必要なため、専用の施設でなければ...続きを読む

通夜返礼品

通夜返礼品とは、通夜に弔問に訪れた方々に渡す品物(返礼品)のことです。元々は通夜振る舞いの席がそれにあたり、通夜振る舞いの席に出なかった人にのみ通夜返礼品を渡していました。最近は通夜振る舞いに出る出ないに関係なく、全ての弔問者に通夜返礼品を渡すのが一般的になっています。返礼品の中身は砂糖、お菓子など、飲食品の詰め合わせや、タオルやハ...続きを読む

通夜振舞い

通夜振る舞いは、僧侶の読経と弔問客による焼香の後、弔問客に対して食事や飲み物を供し故人を偲ぶ場のことを言います。地域によっては乾き物(お茶とお菓子)を用意する場合もあります。料理を供する場合、実際の人数の予想が難しいこともあり、大皿に盛りあわせた料理をとりわける形がよく見られます。1~2時間で順次散会するのが一般的です。その後は遺族...続きを読む

後飾り

後飾りとは、火葬を終えたお骨を安置しておく2段から3段ほどの壇です。白木で造られたもので、白い布を上からかけたものが多いです。葬儀を仏式で行った場合、お位牌、線香、供物などもお供えして、お骨をご安置して供養します。四十九日などを迎えて納骨を終えた後は撤去する一時的なもので、中陰壇(ちゅういんだん)や後壇(あとだん)とも呼ばれます。葬...続きを読む

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