勤行
勤行とは、仏教で精進することを言います。具体的には、仏前でお経を読み、手を合わせて回向するというお勤めのことです。一般家庭では、仏壇の前で読経したり、礼拝したりすることをさします。寺院の日常勤行や、彼岸会などの年間行事、故人の法要なども含まれます。葬儀に際してのお勤めも、勤行のひとつです。続きを読む
勤行とは、仏教で精進することを言います。具体的には、仏前でお経を読み、手を合わせて回向するというお勤めのことです。一般家庭では、仏壇の前で読経したり、礼拝したりすることをさします。寺院の日常勤行や、彼岸会などの年間行事、故人の法要なども含まれます。葬儀に際してのお勤めも、勤行のひとつです。続きを読む
御文とは、蓮如が浄土真宗の教義を門徒に書簡で説いたものです。大谷派では御文、本願寺派では御文章といいます。本願寺が東西に分かれる前までは、御文として統一されていました。蓮如は浄土真宗本願寺八世で、布教手段として全国の門徒に仮名書きで法語を手紙にして発信していました。消息として書き送られたものでもあります。御文は、書簡文で教義をわかり...続きを読む
如来とは悟りを開いた人のことをさした言葉です。人間も悟りを開けば如来になれると信じられているのです。現在で、如来といえばまず「釈迦如来」を思い浮かべる方も多いと思います。悟りを開く直前の修行中の人を「菩薩」と呼び、悟りを完全に開いた人を「如来」と呼びます。如来とは特定の固有名詞のようなイメージがありますがそうではなく、真の悟りを開い...続きを読む
浄土真宗本願寺派とは、浄土真宗の一派で、西本願寺を本山とします。浄土真宗の宗派の中でも最大規模を誇り、仏教の宗教法人でも最大数。神社本庁に次いで2番目に多い信者数がいるといわれています。明治初期には、西欧の三権分立になぞって、宗会、宗務所の施策決定システムを作り、これが明治政府のモデルになったとも言われています。浄土真宗本願寺派は、...続きを読む
真宗大谷派とは、浄土真宗の一派で、東本願寺を本山とします。約8900寺院が大谷派に所属するといわれています。浄土真宗本願寺は、十二世法主の長男教如ではなく、豊臣秀吉の支持を受けた三男の准如を跡継ぎにしたために、西と東に分裂しました。准如がお西さんを継ぎ、独立した十二世法主の教如が、徳川家康に京都に寺地をもらって始めたのが東本願寺で、...続きを読む
浄土真宗とは、浄土宗の開祖である法然の弟子、親鸞が始めた浄土教の一派です。阿弥陀仏の力で万人が救済されるという絶対他力の教えで、信心があれば、往生すればすぐに成仏できるという考え方です。そのため、授戒や引導などがありません。帰敬式といって、生前に仏弟子となった証しとして、おかみそりを行い、戒名ではなく法名をもらうことで帰依します。浄...続きを読む
脇侍とは、仏教彫刻・線画において、中尊(ご本尊=中央に位置する、信仰の中心となる仏様)の左右に控える存在で、明王・天・菩薩などがそれに当たります。脇侍は、中尊が持つ教化を補佐する役割を持っており、中尊と脇侍の両方を揃えることで、より深く仏教・教化に触れることがかないます。中尊と脇侍の組み合わせは宗派により異なります。真言宗・・・中尊...続きを読む
得度式とは、仏門に入り僧侶になるための儀式です。師匠となる僧侶に髪を落としてもらい、衣、袈裟といった僧侶の必需品を受け取ります。戒法を受けて僧侶の仲間入りをします。得度は大谷派では親鸞が9歳で得度したため9歳から可能で、一般的には遅くても20代までに寺院の跡継ぎは得度するといいます。そのため子どもの得度式もあり、京都では夏休みの風物...続きを読む
西本願寺とは、京都市下京区にある浄土真宗本願寺派の本山です。親鸞の娘、覚信尼が開基したといわれています。国の史跡に指定され、古都京都の文化財として、世界遺産に登録されています。東本願寺と区別するため、お西さんの相性で親しまれています。続きを読む
東本願寺とは、京都市下京区にある真宗大谷派の本山です。12代教如によって西本願寺から分裂して建立された寺院です。京都駅の前にあり、京都を代表する観光名所になっています。江戸時代初期に、西本願寺に対抗するように建設されました。幕末に禁門の変で焼失し、明治28年に再建されています。親鸞聖人没後、その遺骨は東山大谷に収められました。墳墓の...続きを読む
須弥壇とは、仏教寺院において本尊を安置する場所で、仏像群を安置するために、周りより一段高く設けられた場所のことをいいます。須弥壇の上は仏の領域であり、直接諸仏を安置する場合と、厨子(ずし)又は宮殿(くうでん)を置いてその中に安置する場合があります。多くの場合、須弥壇の下には鎮壇具が埋められています。須弥壇の名は『須弥山』に由来し、壇...続きを読む
金仏壇は、白木の材質に、金粉や金箔を施して仕上げた仏壇のことです。蒔絵、彫刻など日本の伝統工芸の技法を垣間見ることができます。浄土真宗では金仏壇を持つことが一般的です。金仏壇は全国に産地がありますが、経済産業大臣から伝統的工芸品の指定を受けているだけで、15の産地(名古屋仏壇・京仏壇・大阪仏壇・広島仏壇など)があります。それぞれの産...続きを読む
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ライター・ディレクター
家の建築・リノベーションの専門家
実務家ファイナンシャルプランナー
ライター・レポーター
地味に忙しい幸運体質の編集人
お金に関する記事の監修者
解体に関する記事の監修者
大人のためのbetterlifeマガジン