納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
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超高齢化社会の現代では、定年世代の50代60代は「人生半ば」といっても過言ではありません。まだまだ長い人生が続きますが、将来のことを思い描いた時、家族や周囲に迷惑をかけたくないと考えている方も多いことでしょう。
そこで、60代70代を親に持つ娘世代のエンパーク編集部員が「親が60歳を超えたらやっておいてほしいこと」を熟考。「娘から親へのお願い」のリアルな声として参考にしてみてください。
親に万が一の事態が発生した時、「何も知らない」では済まされないことが多々あります。中でも、親戚とはどんな風に関わり、どれくらいの距離感でおつきあいをしているのかなど、現在の親戚関係を教えておいてほしいですね。
これを知らずにいると、重要な連絡を忘れてしまったり、逆にしてはいけないのに連絡してしまったりなど、揉め事の火種になるかもしれないからです。
実家を離れて暮らす娘・息子世代は「親戚づきあいをあまりしていない」という方が多いと思います。あるいは、もともとは密に付き合っていたけれど、年月が経つにつれて段々と疎遠になっていった、小さい頃には色々と親交があったけれど今は接点がなくなって…という方も少なくないでしょう。
正月やお盆、法事など年に1回以上は顔を合わせている人たちでも、実は今の生活の深い部分までわからないですよね。親の生活すら把握できていない人が多いご時世で、ましてや何年も会っていない親戚たちのことなどわからないのも当然です。最低限の親類縁者関係のことは伝えてあげてほしいところです。
お墓が遠くて車でしか行けない場所だったため、親のためと思い、家の近くに新しい墓を買おうと(納骨堂を契約した)進めていたが「勝手にしてもらっては困る!」と親族に大激怒されてしまった…
急に葬儀をすることになり、悲しみの中で葬儀社などを手配。あれこれ準備に尽力した後に、親族から「葬儀を頼むところは代々決まっている」「宗派が違う」「なぜあの人を呼ばなかったのか」など大揉めに…
よく「娘たちには心配させたくない」といって、親戚間のことをあまり伝えていないという人も多いそうです。
しかしそれこそ逆効果で、知らないと困る場合の方が多いのではないでしょうか。冠婚葬祭・遺産相続・葬儀・お墓などのトラブルは「知らなかったこと」から発生することがほとんどだと思います。
何らかのトラブルで付き合いを断絶した、あの家の兄弟間で揉めている…といったお家事情をさりげなく教えてもらえると、今後のおつきあいの参考になるので、ぜひ教えてあげてくださいね。
親戚関係だけでなく、今現在でどんな人たちと交流しながら生活をしているのかを教えてもらいたいところです。関係性を深く知りたいというわけでなく、あくまでも「親戚以外で、何かあった時に連絡できる人たちを教えてほしい」という気持ちになります。
メールやSNSなど、多くの連絡手段を持つ息子・娘世代には「緊急連絡先一覧」といってもピンとこないかもしれませんね。スマホやパソコンを使いこなしている一部を除き、60代以上の親世代には、連絡先一覧または住所録はとても大切なものだと思います。
自分たちに万が一のことが起こった時には、どうしても息子・娘世代の力が必要になります。そんな時、どこへ連絡したらいいのか、どうしたらいいのかなどの負担をかけないためにも、わかりやすくまとめた連絡先一覧があるといいですよね。
LINEやSNSでつながっている場合は携帯電話と各アプリのパスワード、アカウント名をまとめておくとかなり助かると思います。
また、親戚・知り合いの連絡先だけでなく、これまでかかってきた病院などの医療に関する資料もほしいところ。これはエンディングノートの制作につながります。「自分に何かあったら、この人に必ず連絡してほしい」ということを考えながら、この機会に連絡先をあらためて見直してみてはいかがでしょう。
もしものことが起きた時、もしかしたらそれは誰にも相談したくない事項かもしれません。あるいは、あまり触れられたくない部分かもしれません。しかし、どんな状態の時でさえ、息子・娘からの助けは必要だと思います。
そんな時に息子・娘側が相談できる人がいれば有難いですね。そこで、現時点であなたが一番信頼している友だち・親戚縁者などを知らせてあげてください。誰に相談すればいいのか、心から信頼できる人はいるのかなどを知っていると、子世代はとても心強く感じると思います。
「もし私に何かあったら、この人に連絡してね。きっと力になってくれるから」と聞いているだけで安心できますし、実際に困りごとに直面した時の大きな励みになると思います。
年賀状や暑中見舞いを送る慣習のあるご家庭には、これまで受け取った膨大なハガキが自宅に眠っていると思います。季節のご挨拶を送りあう素敵な宝物ですね。
たくさんの想いのこもった手紙やハガキは、生前整理や遺品整理を行う際には簡単に処理することができず、子世代のみならず困ってしまうことが多いそう。そんなことにならないよう、今まで自分が歩んできた人生を振り返りながら整理整頓してみましょう。
また、お中元やお歳暮を贈っているご家庭も、その送付先や関係性がわかる一覧などがあれば良いですね。お中元お歳暮は、親戚や友だち以外にも、仕事関係やお世話になった方に送られることが多く、息子・娘世代には「これ誰?」となる相手も多いものです。
忙しい毎日を送っていると、本当は伝えなければならないこと、教えてもらわなければならないことも流れていってしまいますよね。少しだけ立ち止まり、たわい無いコミュニケーションから親子の関係を見直してみてくださいね。
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