初めてを応援!定年後もスマートに生きるためのネット講座「はじめてのアドレス取得」

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定年後もスマートに生きるネット講座

定年後や子育てが一段落して、インターネットで通販やSNS、動画サービスなどを楽しみたい!

そんなとき、一番最初に必要になるのがメールアドレスです。

メールアドレスは、メールをするためだけのものではありません。インターネットのサービスを使うには、登録のためにほとんどの場合においてメールアドレスが必要になります。

なぜ既に持っているメールアドレスではいけないのか?

ここではそんな疑問にお答えし、おすすめのメールアドレスや取得方法についてご紹介します。

なぜメールアドレスが必要なの?

そもそもメールアドレスとは何でしょうか。

「メール」は「手紙」、「アドレス」は「住所」という意味なので、メールアドレスはインターネット上における「自分の住所」になります。メールアドレスは「メールアカウント」と呼ばれることもありますが、同じという理解で問題ありません。

多くの場合、インターネットのサービスを使うには、「アカウント」という会員証のようなものをつくる必要があります。実際のお店などで会員証をつくる際にも氏名や住所を登録すると思いますが、まさにそれと同じです。

つまり、「自分の住所」であるメールアドレスを持っていなければ、インターネットのさまざまなサービスを使うことはできないのです。

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既にあるメールアドレスではいけないの?

自宅でインターネット回線を契約している方であれば、プロバイダという業者から発行されたメールアドレスを既に持っている方も多いでしょう。

ですが、家のパソコンでしか確認できないのでほとんど使っていないという方や、メールアドレスを忘れてしまう、という方が多いのではないでしょうか。

それも無理はありません。正直なところ、プロバイダのメールアドレスはお世辞にも使いやすいといえないものが多数。設定方法が複雑だったり、使い方がわかりにくかったり、メールボックスの保存容量が小さかったり、迷惑メールがたくさん届いたり…。

プロバイダの主な商品はインターネット回線そのものですから、付いてきたメールアドレスは「オマケ」くらいに考えておくのがいいでしょう。

プロバイダのメールアドレスでもインターネットサービスは使えますが、これからの使い勝手を考えると場所や使っているデバイス(パソコンやスマートフォンのこと)に左右されない、便利で新しくメールアドレスを作成することをおすすめします。

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おすすめはグーグルのGmail(ジーメール)

そこでおすすめするのが、グーグル(Google)のメールアカウントです。

グーグルでは「Gmail(ジーメール)」という無料のメールサービスを提供しています。無料のメールなんて怪しいと思う方もいるかもしれませんが、現在は無料のメールアドレスを使うのが一般的になりました。さらにグーグルは世界最大級のインターネット企業ですから、安心して使うことができます。

Gmailの大きな特徴は使いやすさ。

メールアドレスの取得は非常に簡単で、保存できる容量は超大容量。普通の使い方をしている限り、容量が一杯になることはまずありません。また、ほとんどの迷惑メールも自動で防いでくれるので、快適にメールを使うことができます。

新しくメールアドレスを取得するなら、今はGmail一択!といっても過言ではありません。

それでは、Gmailの取得方法を見ていきましょう。

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グーグルGmail(ジーメール)の登録方法

ステップ1 「Gmailアカウントの作成」

Google アカウントの作成ページにアクセスし、氏名とメールアドレス、パスワードを設定します。

ステップ2 「メールアドレスの決め方」

Gmailのメールアドレスの場合、@(アットマーク)以下の「ドメイン」と呼ばれる文字列は「@gmail.com」で固定されています。@より前に、好きなユーザー名を記入しましょう。

メールアドレスは実際の住所と同じで、インターネットサービスを利用する際には何かと登録する機会が多いですから覚えやすい自分の名前や好きなものなでもそれほど問題はありません。

ただし、人目に増える機会も多いメールアドレスですから個人情報を守る観点から誕生日や住所、パスワードによく使っている数列などは避けることをおすすめします。

また、既に他者に使われている文字列の場合には登録できないので、別のユーザー名を考える必要があります。

ステップ3 「パスワード設定の注意点」

好きに決めていいメールアドレスとは逆に、パスワードは人から推測されにくいものにしましょう。

個人の名前や誕生日、「password123」「abc1234567」などの推測されやすいシンプルなパスワードは避けるべきです。

メールアドレスとパスワードの2つがわかってしまったら、誰でもあなたのアカウント(会員証)を使えてしまいます。

乗っ取りや悪用を避けるためにも、できるだけ複雑で推測されにくいパスワードがおすすめです。

Gmailでは8文字以上で半角英字と数字を組み合わせることが必須となっていますから、「覚えにくい」という場合は紙やスマホのメモに記録するなど悪意ある他者に知られないように工夫をしましょう。

ステップ4 「それでも心配な場合は・・・」

Gmailの場合は、より安全性を高めるために携帯電話の番号も登録しておくことができます。ここで電話番号を登録しておくと、ログインする際に携帯電話に数字のメッセージが届き、その数字を記入することで、本人確認を行えるようになります。

この手法を2段階認証といいます。

また、パスワードを忘れてしまったときのために、別のメールアドレスを登録しておくこともできます。

どちらも必須ではなく、後から設定することもできるので、心配な方は設定しておくとより安心して利用ができます。

たったこれだけで、Gmailのメールアドレスを取得することができます。

インターネットにはさまざまなサービスがあり、活用すれば人生がもっと豊かになります。
使いやすいメールアドレスを手に入れて、インターネットライフをもっと楽しみましょう!

( ライター・ディレクター / 玉田光史郎 )

この記事のポイント

SNSやネットショッピング、動画見放題サービスなどインターネットサービスを利用するうえで登録確認時や最新のお知らせ、支払情報を確認するにもメールアドレスは必須です。

今回のように手軽に登録できて、パソコンやスマートフォンといったインターネットにつながっている機会からであればいつでもどこでも登録できるメールアドレスを取得することでより快適にインターネットライフを楽しめます。

エンパーク編集部


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