法事の参列者マナー~キリスト教編~

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キリスト教のご家庭の法事に招かれた場合の参列者マナーをご紹介します。仏式の法要にあたるものを、カトリックでは「追悼ミサ」、プロテスタントの場合、「記念集会」などと言います。

香典の包み袋や表書き以外は、仏式とさほど変わりません。

キリスト教の法事の内容

キリスト教の場合、教会で行われることがほとんどです。牧師ないし神父が祈りを捧げ、聖歌を参列者で斉唱したあと、茶話会が行なわれることが一般的です。

茶話会は、教会の別室などで軽い軽食とお茶をいただきます。1年後の命日に行なわれる追悼式が一番大きな規模となります。

案内状が届いたら

案内状が届いていれば早めに返事をしましょう。電話や返信用のハガキにお詫びの言葉を添えるのがマナーです。欠席の場合はお詫びの言葉とともにお菓子や果物、生花などを送るとよいでしょう。

持参するもの

出席する時は、供物を持っていくか、現金を包んでいくのが一般的なマナーです。 金額は一万円程度が多いようですが、故人との関係によって考えましょう。

香典の包袋

白い封筒に入れ、水引はかけないのが一般的です。

香典の表書き

「御花料(おはなりょう)」、「御花輪料(おんはなわりょう)」などです。カトリックでは「御ミサ料(おんみさりょう)」、プロテスタントでは「忌慰料(きいりょう)」を使用することもあるようです。

また、「御霊前(ごれいぜん)」はほとんどの宗教宗派で利用できますが、キリスト教のプロテスタント福音派など1部の宗派では宗教観から外れるとされているので注意が必要です。

参考:お香典の表書きは?

服装は?

仏式と変わりありません。略式喪服を着用するのが一般的です。

男性

ダークスーツ、白い襟付きのシャツに地味な色柄のネクタイ、靴下も地味なものにします。

女性

黒やグレーなど地味な色のスーツかワンピース。肌の露出は避け、アクセサリーや化粧も控えめがよいでしょう。

また、平服のご案内があった場合は、黒い服を避け、平服で参列しましょう。 ただし、派手なもの、ラフすぎるものを避けましょう。

キリスト教の法要を準備するあなたはこちらのページを参考にしてください。キリスト教の法要

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