法事マナー~挨拶編~

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法事が終わったら、施主から参列者に挨拶をします。会食の前に、施主から参列者へお礼の挨拶をするのが一般的です。

挨拶の内容

1)法要へ参列してもらったことへのお礼
2)葬儀、その後のお付き合いへの感謝
3)遺族の気持ちや近況
4)食事などのお勧め
5)終わりに、もう一度お礼の挨拶

上記は一般的な流れになります。

近親者での集まりになることが多いので、堅く構えず、故人の思い出話なども盛り込みながらお話されると、皆で故人を思い出す時間になるでしょう。

挨拶の例

決まりがあるものではありませんので、下記参考に、ご自身の言葉を一言足されるだけでより皆さんにお気持ちが伝わると思います。

例1

本日はお忙しい中、亡き○○の○回忌法要にお越しいただき、 誠にありがとうございます。

生前親しくお付き合いして頂きました皆様に、 お集まりいただけて、○○もさぞ喜んでいることでございましょう。

早いもので、○○が亡くなり、早○年が経ちました。 ○○が亡くなってから慌ただしく時が流れてしまいましたが、今では悲しみも少しずつやわらぎ、穏やかな気持ちで思い出をたどれるようになりました。

その間、皆様からあたたかい励ましをいただき、心より感謝いたしております。

ささやかではございますが、お食事を用意いたしました。生前○○が好きだった故郷のお食事も取り寄せてあるので、どうぞごゆっくりとお過ごしくださいませ。

例2

本日はご多忙中のところ、亡き○○の○回忌においでいただきまして、心からお礼申し上げます。

おかげさまで、○○の○回忌の法要も無事に営む ことができました。

ご厚情を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

せっかくお越しいただいた皆さまに何のおもてなしも出来ずに、心苦しい限りではございますが、○○にお付き合いいただきまして、ごゆっくり お過ごしくださいませ。

以上はあくまで例文ですので、生前の故人や自分たちへのご厚意への感謝とこれからのお付き合いを願ってお伝えするのが大切ですね。

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