「日本」に関連する用語一覧

踊り念仏

踊り念仏とは、踊りながら太鼓や鉦(かね)を打ち鳴らし、念仏を唱えることを言います。起源は平安時代中期の僧空也にあるとされています。その後鎌倉時代に一遍(1239~1289)が門弟とともに各地を遊行しました。(遊行:僧が布教や修行のために各地を巡り歩くこと)彼らは一念の信を起こし、念仏を唱えた者に札を与えました。このことを賦算(ふさん...続きを読む

弔電

弔電とは、葬儀に際し亡くなった方の死を悼んで、お悔やみの言葉を伝える電報のことです。弔電は、一般的には、通夜・告別式が行われる場所(自宅、葬儀会館など)に葬儀の開始時間までに、喪主宛に送るのが基本とされています。ただし、励ましの意味を込めて送る場合、喪主宛ではなく、知人宛でも問題ありません。弔電は電話またはインターネットで送ることが...続きを読む

庵治石

庵治石とは、香川県牟礼町・庵治町から産出される質の高い花崗岩(御影石)をよび、高級石材として用いられています。庵治石は、神奈川県産の本小松石と並ぶ、東西の石材の横綱として珍重され、花崗岩のダイヤと呼ばれて評価の高い石材です。鉱物の結晶の粒が極めて小さく緻密であるため、一般的な花崗岩に比べて高度が高いことが特徴です。続きを読む

カロート

カロートとは、お墓のお骨を納める納骨室のことをさします。お墓の地下の部分にあたります。一般的なお墓では、カロートの入り口は石の版などでふさがれていて、納骨する時にだけ、石の板を移動させて、骨壷を納めます。カロートという不思議な語感ですが、「かろうと」「からうど」という日本語が語源で、漢字では「唐櫃」と書くようです。続きを読む

セレモニーホール

セレモニーホールとは、葬儀会館、葬儀式場のことで、葬儀を専門に行う会館をさします。自宅で葬儀をする時代から、会館を借りて葬儀をする時代を迎えて、日本各地にセレモニーホールが林立しています。セレモニーホールの多くは、葬儀社が保有しているもので、そのセレモニーホールで葬儀をするためには、保有する葬儀社に依頼することでしか葬儀はできません...続きを読む

棺とは、遺体を納める木製の箱です。現在の日本では、棺に納めることなく火葬はできませんので、必ず、棺に納める必要があります。棺に納める儀式を、納棺と呼びます。種類は様々で、布で表面に覆った布棺(ぬのかん)や、彫刻を施した彫刻棺(ちょうこくかん)などもあります。ご遺体との対面がしやすいように、ふたの半分が透明になっている棺もあります。近...続きを読む

エンバーミング

エンバーミングとは、遺体衛生保全と呼ばれ、損傷のある遺体を修復したり、1ヶ月間などある程度の長期間、遺体を保持する必要がある場合などに、用いられます。日本で伝統的に行われてきた、湯灌や死化粧と同じく遺体を保持する方法の一つです。エンバーミングは遺体を殺菌したうえで、体内に保全液を入れるなど高度な処置が必要なため、専用の施設でなければ...続きを読む

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