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板樒

  • 読み:いたしきみ
  • 別名:樒

板樒の意味(板樒とは)

は、板や紙に氏名、所属が記入されたものを、葬儀会場に張り出してあるものを言います。

本来、樒とは葬儀会場に飾られる植物です。転じて、生の木を用いた背の高い、葉だけを用いた葬儀用の花輪のことです。

樒は毒性の強い、独特の香りがする植物です。悪霊除けやお清めに効果があると、お香をたくのと同様に、飾られてきました。

一部の地域では、この飾り物を省略し、申し込みをされた人の名前や所属を墨で書いた板や紙を張り出す習慣があり、それが広がったものを、板樒と呼んでいます。

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お通夜で葬儀会場外に掲げられた板樒の例

板樒の実際

は、東大阪市で始まった習慣とも言われています。

葬儀を行う葬儀会館や集会場によっては、表に飾り物を出すことを禁止している場所があります。そこで葬儀会場の入り口付近に、板樒を掲げるようになったといわれています。

また、板樒は、その管理を自治会などで行うことがほとんどです。

一律の決まった金額を支払い、入口に設けた受付で申し込みをすると、その場で墨で、名前や所属を書き込んで、板に貼って掲示してくれるのです。葬儀を行うご当家の負担を軽減させたいというご近所間での相互扶助の習慣でもあります。

たくさんの花輪は飾る場所にも困るため、利便性も合わせて浸透していった習慣ともいえます。

関連する用語:供物, , 本樒, 紙樒, 供花, , 花環
タグ:関西の風習 , 供物 , 消えつつある風習 , 葬儀・葬式 , 大阪

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