「仏教徒」に関連する用語一覧

火葬

火葬とは、亡骸(なきがら)を焼却して荼毘にふすことをいいます。日本では、仏教伝来とともに火葬の習慣も伝わったといわれています。また、古墳の中にはかまど塚や横穴式木芯粘土室などという様式が残っていることから、火葬自体はそれ以前から行われていたとされる説もあります。火葬は明治に入っていったん禁止されましたが、衛生面の理由や、仏教徒からの...続きを読む

供養

供養とは、仏や菩薩、諸天などの相手に尊敬の念から香華(こうげ)、燈明、飲食(おんじき)などの供物を心から捧げることを言います。サンスクリット語が元になっているといわれ、「尊敬」を意味する言葉の訳と言われています。死者の霊に供物を捧げるなどして、冥福を祈ることを言いそのことを追善供養と呼びます。続きを読む

帰敬式

帰敬式とは、在俗の男女がその宗門に入り真の仏教徒・仏の弟子となり、僧侶となるための第一歩として受ける儀式のことです。お髪剃り(おかみそり)とも言われている帰敬式はその名の通り式内において髪の毛を剃り落とし丸坊主頭の姿になります。自らが自覚的に仏様の弟子となり、教えを聞いて生きる者となるのだという覚悟を明らかにすることであり、誓いの儀...続きを読む

神葬祭

現在では日本人の殆どが仏式の葬儀を行なっていますが、神葬祭は日本古来の日本独自の宗教である神道で行われる葬儀です。日本の歴史の中で積極的に仏教が取り入れられたり神道は圧迫されたりという流れの中で、現在日本人の多くは何らかの仏教徒として葬儀を行い、または寺に墓を持っている人が多いのが現実です。このため日本人でありながらも神葬祭(神式で...続きを読む

荼毘

荼毘は火葬、荼毘に付すとは火葬することを指します。荼毘(だび)という言葉は「荼毘に付す」というかたちで現在もよく用いられています。起源は、火葬を意味する単語をパーリ語でjhāpeti、サンスクリット語でdhyāpayatiと言い、その音から取ったとされています。パーリ語は上座部仏教、サンスクリット語は大乗仏教の経典に用いられた言語で...続きを読む

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