「お盆」の検索結果

お盆の用語

迎え火

迎え火は、お盆に先祖の霊を迎え入れる時、外で焚く野火のことです。一般的には13日の夕方に行いますが、1日から7日の間に行われる地域もあります。家の門や玄関で、素焼きの焙烙(ほうろく)と呼ばれる皿に、おがらという皮をはいだ麻の茎の部分を折って重ね、火をつけます。おがらは、麻から皮の部分を剥いだあとに残った芯の部分のことです。麻は清浄な...続きを読む

お別れ花

お別れ花は、葬儀を終えて出棺の際に、参列者が一輪ずつ花を棺に入れる儀式です。故人との最後のお別れの儀式でもあります。お別れ花は葬儀社のスタッフが、白百合や菊などの花をお盆に乗せて参列者の間をまわります。参列者は一輪ずつ花を手に取って、故人の周りに飾っていきます。この際、花は故人の好きだったものを選び、花と一緒に、生前に愛用していたも...続きを読む

浄土真宗本願寺派

浄土真宗本願寺派とは、浄土真宗の一派で、西本願寺を本山とします。浄土真宗の宗派の中でも最大規模を誇り、仏教の宗教法人でも最大数。神社本庁に次いで2番目に多い信者数がいるといわれています。明治初期には、西欧の三権分立になぞって、宗会、宗務所の施策決定システムを作り、これが明治政府のモデルになったとも言われています。浄土真宗本願寺派は、...続きを読む

精霊馬

精霊馬とは、お盆のお供え物のひとつで、精霊棚に飾り付けます。きゅうりとなすを用いて作る、馬や牛型の人形のことをいいます。割りばしや爪楊枝などを利用して、それぞれの野菜に足を刺して作ります。それぞれの動物は、祖霊の乗る乗り物に見立てられています。地方によって、16日の送り盆の際に、それまで飾っていた初物の供物を利用して作って、供物と一...続きを読む

寄進

寄進とは「寄せまいらせる」の意で、寺院や神社に寄付を行うことをいいます。寄進に厳密な決まりは存在せず、現代では金銭・物品のどちらかであることがほとんどですが、所有地(土地)を寄進する人もいます。また、葬儀や法要、祥月命日、季節の行事(お盆・お彼岸)の際、お世話になった僧侶に渡す「お布施」も寄進(財施)に含まれます。続きを読む

魂抜き

魂抜きとは、お墓から遺骨を出す場合や仏壇を処分する際に行う儀式です。お墓や位牌・仏壇には使い始める時に僧侶によってお魂入れが行われており、魂が宿っていると考えます。その魂を抜いて、ただの「物」に戻すことが魂抜きです。お墓を新たに建立したり、リフォームしたりする必要ができた場合、また、転居などでお墓を移転する(改葬)時などに、お墓から...続きを読む

合祀墓

合祀墓とは、合同で祀られるお墓のことをいい、一般的には永代供養墓や共同墓という名称で呼ばれることが多いです。ここでいう合同とは、家族・親族間ではなく、血縁のない複数の人を指します。一般的な納骨は、故人が一人一つの骨壷に収まりますが、合祀墓の場合は骨壷から故人をお出しし、ご遺骨を直接合祀墓にお入れする形になります。すでに祀られているご...続きを読む

地蔵盆

地蔵盆とは、8月23日、24日に行われる、子供の無病息災を願った地蔵菩薩のお祭りのことです。主に関西地方で盛んで、関東では見られることが少ない風習の一つです。お寺や神社のお祭りと異なり、街角のお地蔵様のお祭りです。お盆の時期に行われることから、その名前がついたといわれています。お祭り前日には大きな縁日が立ちます。町のお地蔵様をきれい...続きを読む

盆踊り

盆踊りといえば夏休みに行われる町内や幼稚園などの行事というイメージが強いですが、実は本来は宗教行事の一つでした。地域によっては夜店が出たりして祭りの雰囲気を強く出していたり、企業や地域の商店街などのイベントとして行われることが多くなりました。盆踊りは本来お盆に帰ってきた祖先の霊たちを迎え送るための念仏踊りとして始まった宗教行事で、誰...続きを読む

五山の送り火

五山の送り火は、京都では、祇園祭同様に夏を代表する風物詩です。山でかがり火を焚く行事で、大文字山のものが有名です。8月16日に大文字、松ヶ崎妙法、舟形万灯籠、左大文字、鳥居形松明の5つの山で炎を上げて、死者の魂をあの世へ送り届ける送り火を焚く行事です。当日は午後8時から大文字をスタートに、5つの山で、大文字、妙法、舟形、左大文字、鳥...続きを読む

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