「お盆」の検索結果

お盆の用語

仏花

仏花は、墓参りの際に用意をしたり、仏壇に手向けたりする花の総称です。仏具の三具足には花立がありますが、花を手向けることが供養のひとつと考えられています。また、厳しい環境に耐えて花を咲かせる姿が、修行の誓いであるという考え方もあります。お墓や仏壇に花を供える際には、左右に供えるので、基本的に二束用意するようにします。花種は菊、小菊、カ...続きを読む

ほおずき

ほおずきは盆花の代表的なもののひとつです。お盆には精霊が迎え火や提灯の灯りを頼りに帰ってくるといわれています。先祖や亡くなった人が迷わずに戻れるよう、ほおずきの花を提灯に見立てて盆棚や仏壇に手向けます。ほおずきは枝付きのものを求め、飾りつけをします。昔は電気もなく、日暮れ時には提灯やロウソクを用いて灯りをとりました。夜道は今よりもず...続きを読む

袱紗

袱紗とは、贈り物の金品を包んだり、上にかけて覆う目的で使用する四角い布のことです。大きさによって小ぶりのものを帛紗と書くこともあります。古くは貴重品を入れた箱の上にかけて使っていました。また、貴重品や贈答品を持ち運ぶ際に、風呂敷のように埃や汚れ、日焼け防止の目的で包んで使用したりしていました。袱紗は一枚の布地ではなく、裏を付け、四方...続きを読む

藪入り

藪入りとは、正月に奉公人が主人から休暇をもらって、実家に帰ることを言います。地域によっては、嫁いだ先からの里帰りや、畑仕事の手伝いを藪入りと言うこともあります。丁稚や女中として都市部の商家に雇われた奉公人が、仕着せと言われる季節の衣服を与えられ、小遣いをもらって実家のある地方へ帰省する習慣が広まったのは、江戸時代とされています。続きを読む

卒塔婆・塔婆

卒塔婆とは、供養のために用いる細長い板のことです。卒塔婆は、故人や先祖を供養する追善供養の目的で立てられます。塔婆を立てることが「善」とされており、「塔婆を立てる=善を積む」といった行いによって、故人の冥福につながると考えられています。また塔婆供養が先祖への善だけでなく、自身の善い行いとしても奨励されています。卒塔婆の起源は?そもそ...続きを読む

お布施

お布施(布施)とは、僧侶へ読経や戒名を頂いた謝礼として金品を渡すことをいいます。または、本尊へお供えするという考え方をとります。読経や戒名の対価という意味ではないので、読経料や戒名料という言葉は使いませんのでご注意ください。お布施を渡す時は、半紙に包むか、白封筒に入れ水引は掛けません。「御布施」と表書きをするか何も書かなくてもよいと...続きを読む

塔婆供養

塔婆供養は、卒塔婆(板塔婆)を回忌供養・回忌法要やお彼岸・彼岸法要、初盆・お盆などの時期に、お墓の後ろに立てることをいいます。塔婆は、釈迦の遺骨を分骨して、塔を建てて供養したのが、その始まりと言われています。五重塔から五輪塔に変わり、五輪塔を簡略化したものが現在のような板塔婆です。板塔婆は人間の形をかたどっているといわれ、上から順に...続きを読む

施餓鬼

施餓鬼とは、お盆の時期に行われることが多い仏教行事の一つです。餓鬼(がき)とは、俗にいう生前の悪行によって亡者の世界に落とされた魂や無縁仏となっているような霊や魂の事を言い、常に飢えと乾きに苦しんでいるものを指します。施餓鬼とは、そういう者たちにも食べ物や飲み物などの供物を施すことで餓鬼の供養を行う法要行事です。施餓鬼法要のお供え物...続きを読む

大日盆

大日盆とは、地蔵盆の後に行なわれる盆行事で、大日如来の縁日です。7月の一か月は盆月というように、お盆の行事が続きます。まず7月1日に朔日盆(釜蓋朔日)があり、地獄の釜の蓋が開きます。7月7日は7日盆で、七夕の節句です。お墓をきれいに掃除し、精霊棚や幡を安置します。棚幡から七夕の名前に変化したとも言われる所以です。12日の草の市には花...続きを読む

旧のお盆

旧暦の7月13日から15日にかけて行うお盆を、旧のお盆といいます。伝統的にはお盆は、旧暦の7月15日にお祝いされたものです。しかし明治6年1月1日の新暦採用以降は、新暦でお盆を祝うようになりました。この際、旧暦のお盆の廃止勧告が出たことなどもあり。旧暦盆でお盆をお祝いする地方は、圧倒的に少なくなりました。沖縄、奄美などでは、旧暦の7...続きを読む

精霊船

精霊船とは、精霊流しの行事の一つで、長崎県や佐賀県の一部で見られます。初盆にあたる家族や、地縁組織、自治体などが精霊船を出します。ただし、実際に精霊船や供物を海に流すのは、明治4年から禁止されており、精霊船は船を模したものではありますが、水に浮かぶものではありません。精霊船は、担ぎ手とよばれる人たちによって、海に向かって曳かれていき...続きを読む

新のお盆

新のお盆は、7月15日のお盆を、旧暦のお盆と区別するときに使う言葉です。お盆は、地方によって7月と8月に行う違いがあります。そこで新暦の7月中旬を「新のお盆」、旧暦の7月中旬は約一か月ずれ込んで8月中旬となるため、8月のお盆を「旧のお盆」とよんで、これを区別しています。一般に新盆(にいぼん)は、亡くなった人が迎える最初のお盆を指す言...続きを読む

盆棚

盆棚は、お盆に先祖に供物を供えるための棚です。仏壇の前に設置することが多いものの、従来は庭先や座敷、玄関などに臨時の祭壇を作りました。地方によっては、お墓に盆棚を飾るところもあります。いつから盆棚を設置するかは諸説あり、お盆を迎えるの8月13日に飾る場合も多いですが、地域によっては7月7日の七夕は、棚幡から来たということから、7日の...続きを読む

盆提灯

盆提灯は、お盆にご先祖様を供養するため、仏壇などの前に飾ります。また、送り火同様、先祖の霊が迷わずに家まで戻ってこれるように、目印の役割をします。盆提灯は親戚や故人と親しかった人が用意して贈るという習慣があります。2つで一対になっているのが一般的ですが、必ずしも2つ飾る必要があるわけではありません。続きを読む

灯籠流し

灯籠流しとは、火をともした灯籠を、お盆のお供え物などと一緒に、海や川に流すお盆の送り火の一環の行事です。全ての地域が水のそばに位置しているわけではないので、全国行事ではありませんが、長崎県の精霊流し(精霊船)などは有名です。精霊は、灯籠に乗って川を下り、海の向こうにあるあの世へ帰っていくといわれています。そもそもは川施餓鬼と呼ばれる...続きを読む

お盆

お盆には先祖や亡くなった人たちが浄土から地上に戻ってくるといわれています。先祖の精霊をお迎えし、供養をする期間を、お盆とよんでいます。東京では7月15日を中心にお盆の行事を行うことが多いものの、その他の地域では8月15日に行うところが多いです。南西諸島などのように、旧暦でお盆を執り行う地域もあります。お盆の時期が地域によって異なるの...続きを読む

送り火

送り火は、迎え火を行った場所と同じ場所でおがらを重ねて送り火を焚きます。16日は盆送りといい、お盆の間一緒に過ごした祖霊を送りだし、盆明けとなります。送り盆とも呼ばれます。続きを読む

初盆

故人が亡くなってから初めて迎えるお盆を初盆といいます。地域によっては、新盆と呼ぶ場合も多いですね。お盆の供養は毎年行われますが、初盆は故人が亡くなってはじめての里帰りとなりますから、盆棚と呼ばれる祭壇や盆棚(精霊棚)を設けて盆提灯などの華やかな飾り付けをして盛大に行われるのが一般的です。(地域や宗派によって飾り付けなど違いがあります...続きを読む

新盆

故人が亡くなってから初めて迎えるお盆を新盆(初盆)といいます。地域によって、新盆(にいぼん)、初盆(はつぼん、ういぼん)と呼び方が異なります。お盆の供養は毎年行われますが、初盆は故人が亡くなってはじめての里帰りとなりますから、盆棚と呼ばれる祭壇や盆棚(精霊棚)を設けて盆提灯などの華やかな飾り付けをして盛大に行われるのが一般的です。初...続きを読む

棚経

棚経とは、僧侶が一軒一軒檀家を回り、お盆のお経をあげることをいいます。棚経の棚は、盆棚、精霊棚の棚からきています。お経も仏壇の前に限らず、精霊棚の前で読まれることもあります。盆棚は、供物を飾る棚で、庭先や座敷に飾られます。最近では仏壇の前に設けることが多くなっています。続きを読む

注目の記事【PR】

あわせて読みたい

ランキングRanking

enな人々

もっと見る

あなたに
おすすめ記事Recommend