位牌の置き場所

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ご先祖や大切な人の魂が宿っている位牌仏壇に置く際、どこに置いたらいいか、置き方に悩まれる方もいらっしゃることでしょう。注意点をお伝えします。

仏壇に位牌を置く時に気をつけること

魂を入れた本位牌を仏壇に安置しますが、ご本尊の目線より上になったり、ご本尊が隠れたりしないよう、気をつけましょう。 

また、ご本尊を隠さなければ、どこでもよいというわけではありません。向かって右が上座になります。基本的に古いご先祖から順に並べていきます。

位牌が1つの場合は、ご本尊の向かって右側に置くのが一般的です。

※あくまで一般的な例なので、宗派によってお仏壇店やお寺に確認することをおすすめいたします。

どうして仏壇に安置するのか?

「仏壇」の起源は諸説ありますが、仏教徒がご本尊をお祀りするためにできたものとされています。個々の家に仏壇を持つことが深く浸透し始めたのは、檀家になることが義務付けられた江戸時代ごろではないかと言われています。

仏壇の内部には、仏の世界を表しているという説もあります。内部は礼拝堂という意味があり、神聖な場所に仏の弟子としてあの世で修行をしている故人の魂を供養する場所として、ご本尊の側に位牌を安置するようになったようです。

参考:なぜお仏壇が必要なの?

まとめ

位牌をお祀りするときに重要なのは、先祖や故人を偲ぶ気持ちです。例えば家の事情で仏壇が準備できない場合でも、どこにでも位牌を安置していいということではなく、痛みを避けるために湿気や直射日光が当たらず、できるだけ清潔な場所に位牌を置くスペースを作って安置するといいでしょう。

最近では小さいタイプの仏壇や、現代的なデザインのおしゃれな仏壇、メモリルコーナーと呼ばれる小さな祭壇もあるので仏具店などに行って実際に見てみることで無理なく祀ることができる方法が見つかるかもしれません。

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