マントラ

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マントラの意味(マントラとは)

マントラとはサンスクリット語で文字、言葉を意味します。真言と訳され、密教では仏や菩薩の誓い、教え、功徳などがある言葉とされています。賛歌、祭詞、呪文などもマントラに含まれます。

インドにおいてはヴェーダ聖典とその本文のことをマントラとしています。祭式の中で唱える賛歌、歌詠、祭司、呪文などを集大成した文献です。

タントラ教においてはシャクティ崇拝の際の祈祷の定形句であり、ヨーガ学派では音声を用いた修行法をマントラとしています。マントラを詠唱することをチャンティングと言うこともあります。

マントラの実際

密教では、仏、菩薩、諸天に対して呼びかけを行い祈請したり、儀式に効力を与えるために呪文を唱えます。マントラの言葉に霊力があり、願いをかなえたり御利益を得ることができるとされています。

真言密教では、真言の他に梵字があり、仏や菩薩などは梵字一文字で表現されます。この梵字は種字とも言われます。

密教では真言陀羅尼という比較的長い呪文を用いて心の統一をはかります。サンスクリット語の原文を漢字で音写したものを音読して唱えます。

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