定年がない!60歳からの女性の仕事~家事代行サービス~

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子育ても落ち着いて、夫も定年退職。自分の時間や自由になるお金はほしいし、自分のペースで長く働ける仕事をしたい。できれば人と会う仕事で長く働けたら嬉しい。

そんな方にご紹介したいのが家事代行サービスです。

60代におすすめの仕事「家事代行サービス」ってなに?

共働き世帯やシングルマザー、シングルファザーの増加、高齢者の増加にともなって、子育てや家事を「助けてほしい」という人が増えています。そこで料理や洗濯、子育てをサポートするお仕事が「家事代行サービス」と呼ばれています。

民間のサービスではアルバイト、パート契約を結んで自分のペースで働くことができるので60代~70代の女性も活躍しているようです。

家事代行のお仕事(例)

・お家の中のお掃除
・食器の洗い物
・衣類の洗濯
・食事の支度
・アイロン掛け
・こどもの送り迎え
・食材などの買い物

これらすべての家事が完璧である必要はありません。自分が得意としてきた家事や好きな家事を中心に働くという方法もあります

当たり前にやってきたことで「家事が本当に仕事として成立するの?」と不安に思うかもしれません。実際に40代50代60代が活躍している家事代行サービス「ベアーズ」の取材では担当の方はこのようにお話しています。

「当社の登録スタッフさんは18歳〜84歳。メインボリュームは40代〜60代くらいです。家事代行サービスなので、家事のスキルが高い方のほうが、教育にかける時間も労力も抑えられるため、子育てが終わった方など、40〜60代の主婦歴が長い方の採用に力を入れています」
出典:「定年がない?主婦力が役に立つ、家事代行サービス「ベアーズ」

少しでも興味をもったならば、まずスタッフ募集している会社や団体に率直に質問して聞いてみることをおすすめします。


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定年がないって本当?60歳からでも本当に働けるの?

家事代行サービスでは家事や子育ての経験さえあれば勤務経験は問わない会社が多くみられます。雇用された後に研修や、現場で困っても会社に相談できる制度が整っているため、60代でも無理なく1人1人の能力やペースにあわせて働けるようです。

家事代行サービスのお仕事の条件

・東京、大阪だと時給1,000~1,500円程度
・1日2時間、週1,2回からも勤務可能
・都合があわない場合は断ることもできる

上記のように融通がきく場合が多いので60代や70代の女性も働くことができているようです。サービスによっては80代で活躍されている方もいるようです。

本人と利用者の間で納得がいくサービスが提供できている間は年齢に関係なく人に役に立ちながら、収入を得ることができるお仕事といえます。

この記事もおすすめ:主婦力が役にたつ!定年がない家事代行サービス「ベアーズ」

地域の子育て世代をサポート、50代60代の女性におすすめの役割

民間の会社を自分で探して、面接をすることなどが久しぶりもしくは初めてで「緊張する」「不安」という方もいます。

その場合は地域の「ファミリー・サポート・センター」制度をご紹介します。

ファミリー・サポート・センターって?

各市区町村に拠点があり、育児の援助を受けたい家庭がサポートしたい会員に依頼できる会員制度です。「子育て援助活動支援事業」とも呼ばれています。

例えば東京都港区のファミリーサポートは東京都港区に住んでいる家庭しか利用できません。同様に港区に住んでいる人しかサポートする会員として登録できません。



ファミリー・サポート・センターの活動とは?会員になるには?

詳しい活動の内容や対象者は市区町村によって異なる点はありますが、子どもを持つ方に対して、会員の方が助ける活動となっています。

・保育施設等までの送迎を行う。
・保育施設の開始前や終了後又は学校の放課後、子どもを預かる。
・保護者の病気や急用等の場合に子どもを預かる。
冠婚葬祭や他の子どもの学校行事の際、子どもを預かる。
出典:厚生労働省「子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)について」

また、地域によっては「ファミリー・サポート・センター事業」を別の名で呼ぶところもあります。(たとえば港区では「育児サポート子むすび(ファミリーサポートセンター事業)」と呼ばれています。)

ファミリー・サポート・センターでサポートする側として活動するには、お住いの地域の役所の窓口に手続きの確認をしましょう。多くの場合が研修や講座をうけて、サポートする人とされる家庭で事前に顔合わせを行います。その後、依頼ごとに対応します。特別な資格は必要ないようですが、子どもを預かるので健康であることは重要であるようです。

謝礼金は地域により金額は異なりますが、東京都で1時間800円~900円が目安のようです。協力したい、サポートしたい、と少しでも興味を持った方は、まずはお住まいの役所に問合せをして会員要項を確認されることをおすすめします。

参考:厚生労働省ファミリー・サポート・センターのご案内

今の子育て世帯は所得の低下、核家族化による家庭の孤立などさまざまな問題を抱えながら子育てをしている人も多いです。これまでの人生経験を生かして、50代60代の方がサポートすることで、子育て世代は同じ地域に「顔見知りの人生の先輩」ができて安心するでしょう。育児に頑張っている人を応援したい、という50代60代にはおすすめの役割です。

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