併修で気をつけること

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ご先祖様が多くいらっしゃると法事法要の回数も多く大変かと思います。

本来ならば一人一人で行えることが理想ですが、親族や参列される方の都合などを考えると、併修というかたちをとることでご負担も軽減出来るでしょう。併修をお考えの場合は、親族や菩提寺に相談してみると良いでしょう。

法要の日程の決め方

その年の早い命日に合わせる

例えば、3月に祖母の命日、8月に祖父の命日があるとすると、3月の祖母の命日に合わせて行います。

あとに亡くなった方の命日に合わせる

例えば、七回忌の父と十七回忌の祖父だとしたら、七回忌の父の命日に合わせて行います。

また、月が近いからと言って翌年の法要も一緒に・・・ということは故人に対して失礼になるので避けましょう。

併修をする場合のお布施

2人分だからお布施も2倍にしないといけないのかしら・・・と思う方もいるでしょう。

2人分の法要ですが、お寺様は2倍の時間をかけてお経を読むわけではありません。目安としては1.5倍、通常より多めが良いでしょう。

参列される方の香典も同じ考えでよろしいかと思います。

法事法要のお布施の額については、「法事・法要のお布施とは」を、香典は、「お香典の相場は? 」を参考にしてください。

上記以外で気をつけたいこと

●お寺への確認

七回忌以降であれば、併修を行っても良いとされていますが、お寺・宗派による違いもありますので、お寺には事前に確認しましょう。

●法要の案内状

併修になることを明記しておきましょう。また、回忌数の少ない方から先に俗名戒名法名・法号)を書きます。

併修するときは、本来の祥月命日にご家族だけで故人を偲ぶ時間をもつなどすると、先祖にお気持ちが届くことでしょう。

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