解体業者選びで大切な3つのポイント ~その2~

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この記事は、「解体業者選びで大切な3つのポイント ~その1~」の続編です。その1では事務的な確認事項を説明しました。

その2では、知っておきたい3つの大切なポイントをお伝えいたします。



空き家の解体業者資料請求

1.解体工事の現地調査には可能な限り立会いを

解体工事の見積もりは必ず現地を見て頂き、正確なものを取って下さい。また、可能であればその際に立会いをすることをお勧め致します。

解体業者さんに直接お会いすると、その業者さんの対応力などもある程度分かりますので、「お任せしても大丈夫かどうか?」とご自身で確認していただくこともできるでしょうし、大切なおうちを解体するのに、お任せする業者さんとの相性も重要です。

また、解体工事範囲の特定も正確に出来るので責任ある見積もりの積算が期待できます。

しかし、どうしても解体する現場が自宅から離れていたり、多忙で現地での立会いが難しいという場合は解体業者さんが単独で外観から物件を見るだけでも見積もりをしてもらう事もできますが、不確定な要素(「見積もり除外項目」など)が多く出てくる可能性があります。

2.解体工事の正確な見積もりを書面で受け取る

解体工事の見積もりは必ず書面で受け取るようにしてください。

現場調査の際に解体業者さんとの間で、「この物件を解体すると、大体いくら位になりますか?」「そうですね、ざっと○○万円くらいですね」 このようなやりとりがよくあるようです。

特に知り合いの紹介などで解体業者さんに見積もりをしてもらうようなケースで多くみられるようですが、この時の口頭での解体費用の概算を鵜呑みにして、そのまま契約してしまう事はとても危険です。

例えば、口頭で「100万円で」と言われたので解体工事をお願いしたら、工事が終わった後に、「実際には坪数が思ったよりも大きかったので150万円になります。」「当初の予定よりも工期がかかってしまったから追加で20万円下さい」などと、不当な追加請求をされてしまうような事がよくあるからです。

お互いに「言った、言わない」などの行き違いが無いように、また、気持ちよくお願いするためにも、現場調査の後にはしっかりした見積りを書面で提出してもらい、契約書も書面で交わし、工事金額・工事範囲やその内容を明確にしておく事が大切です。

3.見積もりは数社比較してみる

解体工事の見積もりは数社比較していただいただく事をお勧め致します。

業者によって解体工法や手順に多少の違いがあるので見積もり金額も多少違ってきます。

その際には、必ず同じ条件(解体範囲・内容と処分品など)で比べるということが重要です。

見積もり金額が安いからと解体工事を依頼した後に、その見積もりの内容が他に入っていた項目が入っていなく、別途請求だったということにならないようにしましょう。

また、見積もりを出してくれた業者もどうなったかを気にしているはずですので、他社に決めた場合も解体業者へのお断りの連絡だけはするようにしましょう。

解体の様子

しっかりとした解体業者は工事後、毎日の掃除も徹底しています。解体工事中は少なからずご近隣の方にご迷惑をかけてしまいますので、このような配慮はとても大切です。


解体の様子

人が入らないように、また勝手に車を停められてしまう事を防ぐ為にロープを張る場合もあります。



この記事を書いた専門家

池貝充隆
解体サポート 池貝充隆

建物解体の相談累計50,000件超、満足度97%の実績をもつ解体サポート。全国の安心・適正価格の解体業者をご紹介。テレビや新聞メディアでも話題のサービスです。0120-987-455(年中無休・9時~19時)

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