法事の参列者マナー~仏式編~

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仏式では、初七日法要、四十九日法要、一周忌法要、それ以降の年忌法要を行います。年忌法要は命日に親戚やお世話になった方、お寺を迎えて法事を行いますが、最近は皆さんが集まりやすいよう、該当する日の前の土日に行う方が多いようです。

案内状が届いたら

出来るだけ早めに出欠の返事を出しましょう。施主側は会食の席やお料理などの準備をしています。法要の一週間前までに返信・返答すると親切ですね。

欠席する時

早めに返事をしましょう。電話や返信用のハガキにお詫びの言葉を添えるのがマナーです。

出席できないお詫びと供養の言葉とともにお菓子や果物、供花やお香典を送るとよいでしょう。

供花は、故人が好きだったお花などでも問題ありませんが、49日までは白いお花を中心にすることが一般的です。仏教では、49日の間に故人があの世へ旅立つ期間と言われており、穢れのない白を選ぶためです。

法事に持参するもの

法要に出席する時は、供物を持っていくか、現金を包んでいくのがマナーです。 金額は一万円程度(お料理代と引き物代)が多いようですが、故人との関係によって考えましょう。

香典の金額については香典の相場は?を参考にしてください。

香典の包袋

一周忌までは、黒白又は双銀の水引を使います。三回忌以降は、青白、銀白、銀一色、黄白にします。

香典の表書き

御仏前(ごぶつぜん)」、「御香典(おこうでん、ごこうでん)」、「御供物(おくもつ)」、「御供料(御供料)」、「御弔典(ごちょうでん)」、「御香料(おこうりょう)」などです。

参考:お香典の表書きは?

法事の時の服装は?

略式喪服を着用するのが一般的です。

男性

ダークスーツ、白い襟付きのシャツに地味な色柄のネクタイ、靴下も地味なものにします。

女性

黒やグレーなど地味な色のスーツかワンピース。肌の露出は避け、アクセサリーや化粧も控えめがよいでしょう。

また、平服のご案内があった場合は、黒い服を避け、平服で参列しましょう。 ただし、派手なもの、ラフすぎるものを避けましょう。

その他、より詳しいマナーや子どもの服装は法事マナー~服装編~を参考にしてください。

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