相続と争続

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争続という言葉を聞かれたことがあるでしょうか。相続の誤字ではないです。相続の発生をきっかけとして、相続人同士が争うことになる相続を指します。よく耳にする話ではありますが、相続を「争続」にしないためにどんな準備をしておけばよいのでしょう。

争続を未然に防ぐために

遺言書を残す

遺言書を遺しておくことは、争続のリスクを減らす有効な方法です。遺言書なんて、財産の多い人のものでしょう・・・そう考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、財産の多い少ないに関わらず、争続は起こります。少ない方が揉めるとはよくある話・・・。

自分の遺志を書面で遺しておき、可能ならば、なぜそのような財産の分配にしたの理由や思いも合わせて書き遺しておくとよいでしょう。

エンディングノートを残す

エンディングノートには法的な強制力はありません。財産をどう遺すかを伝えるという点においては、遺言書の作成がもっとも有効な方法には違いありませんが、エンディングノートは、形式などを気にせずに、自分の思いを書き遺しておける自由度があります。

なんらかの書面が残っていることは、何も残さない場合と比べて大きな違いがあります。今日からでもすぐに書き始められるエンディングノートを使って自分の考えをまとめてみることもよいでしょう。

生前からのコミュニケーション

書面で遺言書を残したうえで、生前から、考えを伝えておくことも大事です。「兄弟で均等に分けなさい」などの考えを愛情を持って伝えておくことも大切なことです。

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