ポータブルスキル

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ポータブルスキルの意味(ポータブルスキルとは)

ポータブルスキルとは、直訳すると「持ち運びが可能な能力」、つまり会社や職業、職種が変わっても通用する個々人の能力のことです。

厚生労働省が35歳〜55歳くらいの経験とスキルをもった人材が新たな職場環境を見つけ、活躍するために必要な考え方として提唱しています。

ポータブルスキルは大きく3つに分類されており、「専門知識・専門技術」「仕事のしかた」「人との関わりかた」となっています。

「仕事のしかた」「人との関わりかた」は更に細かい項目に分けられています。

例えば、「仕事のしかた」には「課題を明らかにする」「計画を立てる」「実行する」といった仕事に取り組む能力。

「人との関わりかた」は「部下マネジメント」「社内対応」「社外対応」などの対人能力や教育能力についての項目が設けられています。
また、ポータブルスキルと合わせて「適応の仕方」、「適応しやすい職場の特徴」を見える化できる「適応可能性」もチェックすることが推奨されています。

このように、ポータブルスキルを明確にすることで専門性や成績など資格や数字、肩書だけの判断ではなく、性格や人柄、コミュニケーション能力をアピールでき、職業・職種にしばられない転職活動が可能になります。

転職市場が激化する中、企業側としてもポータブルスキルを重点に置いた採用活動も広まってきています。

ポータブルスキルの実際

これまでの転職市場では特定の職場だけ、あるいは特定の業種・職種だけで活用可能な能力に注目されがちでしたが、それだけでは適切な採用が成り立たなくなってきているのが今の社会です。

労働人口の現象、消費者市場の変化、少子高齢化など社会構造の変化により、スペシャリスト型が優位な評価軸だけではなく、ゼネラリストも評価されやすい、ポータブルスキルに注目が集まりつつあります。

仕事を達成することへの責任感や周囲とのコミュニケーションを重視したポータブルスキルが提唱されたことにより、専門技術や資格がなくても採用される機会が生まれています。

早期退職の希望者が増えつつある、昨今、定年を前にして定年後も働きつづけられる職場を40代、50代から探しはじめる人もいます。

その際には、自分のポータブルスキルを棚卸しすることで、業種や職種にとらわれずに「興味がある業界」「共感する会社」も選択肢に入り、自分にあった転職先に出会える確率があがることでしょう。

企業にとっても資格所持者だけでなく、ポータブルスキルを持っているミドル・シニア(30代、40代、50代、60代)の人材を受け入れることにより、プラスの影響を受け、将来的には会社自身の躍進に繋がっていくこともありえるでしょう。

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