東方浄瑠璃

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東方浄瑠璃の意味(東方浄瑠璃とは)

東方浄瑠璃は、薬師如来のいる瑠璃のように清浄な世界のことです。

浄瑠璃の「浄」は清浄という言葉があるように清らかという意味があります。瑠璃は宝石のサファイヤのことです。

東方浄瑠璃では大地は瑠璃から成り、建物や用具は七宝造りになっていて、無数の菩薩が住んでいる場所とされています。病を除き、諸根を具足させる浄土とも言われています。

諸根とは眼・耳・鼻・舌・身・意の六根のことで、具足とは不足のない十分に備わっている様子を表します。物事に不足のない、十分に

東方浄瑠璃の実際

東方浄瑠璃は東方浄土とも言われます。薬師如来が住むのが東方浄瑠璃ならば、極楽浄土は西方浄土とも言われ、阿弥陀如来が住む浄土をさします。浄土とは反対に、人間の住む世界は穢土と言われ、煩悩から抜けられない世界です。

人形遣いの浄瑠璃の成り立ちは、琵琶の伴奏とともに民間伝承を語る浄瑠璃が江戸時代には三味線、歌舞伎などと結合され、現在の浄瑠璃の形になったのは、「浄瑠璃御前物語」という物語から来たとされています。

浄瑠璃御前は薬師如来の東方浄瑠璃信仰に基づいて命名されています。

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