「法律」に関連する用語一覧

死の三兆候

死の三兆候とは、心臓拍動停止、呼吸停止、瞳孔散大・対光反射停止の3つの徴候をもって、死の判定基準とすることで、旧来からある考え方です。これに当てはまらない死の定義には、脳死があります。心臓拍動停止は心臓停止で脈拍がないこと、呼吸停止は息をしていないこと、瞳孔散大は瞳孔が開き、光をあてても縮まらないし反応がないことをさします。続きを読む

感染症予防法

感染症予防法とは、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の通称です。1998年10月に制定され、2003年に改正、公布され、2003年11月から施行されています。医学の進歩や、衛生状況の改善などに伴い、多くの感染症が減少していく一方、物流や人の動きが国境を越えて活発化する現代社会では、常に新たな感染症のリスクが考慮...続きを読む

脳死判定

臓器移植を目的として脳死を判定する場合には、臓器移植法に基づいて、脳幹を含む脳の全ての機能が停止した状態だと確認します。これを脳死判定といいます。脳死判定では、前提条件として深昏睡状態であること、原疾患の診断が確実で、回復の見込みのない全脳死状態であることが必要となっています。脳死判定には除外例が定められています。6歳未満の小児、妊...続きを読む

個人情報保護法

個人情報保護法は個人の権利と利益を保護するため、個人情報を取り扱う会社が、個人情報を取扱う際に、一定の規制を定めたものです。多くの企業が顧客の情報を取り扱う現代、葬儀社においても個人情報保護法に基づき、個人情報の取り扱いを徹底しているのが現状です。プライバシーおよび個人情報の保護には、最大限の注意を払っているのが一般的です。続きを読む

伝染病予防法

伝染病予防法とは、1897年に制定された法律で、伝染性が強く、生命に危険を及ぼす伝染病を指定し、予防と対策について定めた法律です。O-157、エイズなど、新しい感染症が出現する中、感染症をめぐる医学や医療の進歩、私たちの生活の中での衛生水準の変化などを背景に、伝染病予防法に変わる新しい法律が必要となりました。1999年に感染症予防法...続きを読む

法定伝染病

法定伝染病とは、家畜の伝染病の発生、蔓延を防止することを目的として、家畜伝染病予防法で対応を定めているものです。家畜伝染病と言われています。1998年までは伝染病予防法があり、人に感染する病気も、法定伝染病とよんでいましたが、現在では廃止されています。「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」が新しく制定され、人の感染...続きを読む

臓器移植法

臓器移植法とは、臓器の移植に関する法律の通称です。1997年に制定されました。臓器移植に関する基本的な理念を定めたものです。この法律では、臓器売買や死者からの臓器摘出を禁止しています。臓器提供を考えている場合は、提供者は、生前に文書で提供の意思表示をする必要があり、親族の同意も必要です。脳死した人からの臓器提供に道を開いた法律である...続きを読む

墓地埋葬法

墓地埋葬法とは、昭和23年に制定された「墓地、埋葬等に関する法律」のことです。墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が、国民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衛生その他公共の福祉の見地から、支障なく行われることを目的としています。墓埋法や埋葬法と略されることがあります。関わりの深い項目を抜粋すると、第三条 埋葬又は火葬は、他の法令に別段...続きを読む

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