知っておきたい！家財整理業者への依頼の仕方とおトク情報！

家財整理を業者に依頼するのは、「片親が亡くなったとき」や「老人ホームに移るとき」など、身近な人の生死や引越しがきっかけとなる場合が多いようですが、「家財整理を依頼しようかな」と思ったら、まずは何から始めたら良いのでしょうか。

家財整理の依頼の流れや費用を抑える方法、業者選びのポイントなどをまとめました。

家財整理業者への依頼の流れ

問い合わせ→現地見積り→見積り提示→整理作業→確認→料金支払い
電話やメールで問い合わせると、家財整理を行う場所の住所や依頼者の名前、連絡先などを聞かれます。

見積もりに伺う日時を決めれば、当日現場で担当者を待つだけ。

確認しておきたいことがあれば、事前に聞いておきましょう。

家財整理会社　ゴーゴーお片付けの中森さんによると

「現場での見積もりは、基本的には依頼者立ち会いのもとで行われます。荷物の量や状況にもよりますが、通常、見積もりにかかる時間は30〜40分程度。リサイクルや買取できるものがあれば、その分を差し引いた金額が出されます。見積もりで提示された金額や作業内容について、分からないことや質問があれば、その場で遠慮なく聞いてください」

とのことで、当日の見積もりがスムーズに行われるようにある程度整理しておきましょう。

金額や作業内容に問題がなければ、実際の作業日を決めます。もちろん、ほかの業者さんと、相見積もりを取ることも可能です。その場合は、相見積もりを取ることを伝え、後日決定した業者に、改めて「お願いします」と連絡すれば契約成立です。

家財整理、業者に依頼する費用を抑えるには？！

家財整理の費用を決めるのは、整理するモノの量と、整理にかかる時間です。量が多ければ、当然時間がかかりますし、作業員の数も必要になります。

しかし、家財整理の場合、モノの持ち主自身が整理することが難しいから業者に依頼するケースがほとんど。そのため、整理するモノの量は、なかなか減らせないのが現状です。

家財整理に悩む女性「『モノ』の次に減らせるものとしては、『時間』があります。モノの量は減らせなくても、依頼者側である程度、捨てるものと持っていくものとに選別しておくことで、作業時間を減らし、費用を軽減することができます」

と、家財整理会社ゴーゴーお片付けの中森さんが言うように確実に不要だと分かっているものは、あらかじめ自分たちの手で処分しておくこと。

モノの価値を調べ、売却できそうなものがあれば、買い取り専門業者に依頼すること。

小物類をまとめて梱包しておくなど、自分たちの手でできることを、見積もりの前にしておくことが、費用を抑えることにつながります。

業者選びのプラスポイント

たくさんの家財整理業者の中から信頼できる業者を見極めるには、どんなところに注目すれば良いのでしょうか。家財整理会社ゴーゴーお片付けの中森さんに聞きました。

「当社では、これから入所する老人ホームなど、次に移る場所の間取りや図面を見せていただければ、そこへ持っていきたい家具や荷物がサイズ的にも分量的にも入るかどうか、見積もり時にお伝えしています。図面や間取りが分からない場合でも、事前に施設の名前をお知らせいただければ、こちらで調べておくので大丈夫です」

ゴーゴーお片付けでは、見積もり時に、「これは持っていけますよ」「この家具は背が高いから入らないですよ」などのアドバイスをしています。

持っていこうか迷っている荷物があれば、「一旦持って行き、その場で判断しても、料金はそのまま」という対応も行っています。

複数業者の相見積もりを取り、もしも料金が同じくらいなら、仕事が丁寧で親切なところに依頼したいですよね。
家財整理の業者見積もり
「業者によっては、最初の問い合わせ時から見積もり、実作業まで1人の担当者が行う『1担当制』を採用しているところもあります。

『1担当制』が悪いわけではありませんが、担当してくれるスタッフ以外に、依頼者様の状況を把握してくれているスタッフがいない場合、急な用事があるのに担当者と連絡がつかない場合は困ってしまうこともあります。

その点では、本部やカスタマーセンターなどがあり、担当者以外にも依頼者様のことを把握しているスタッフがいる業者の方が安心です」
とのこと。

家財整理を依頼することは、人生で1度あるかないかだと思います。そのため、不慣れな依頼者側が知りたい情報を、何も言わなくても向こうから提供してくれること。

何をどこまでやれば良いのか。どうしたら費用が抑えられるのかを明確に教えてくれることが、良い業者選びのポイントの1つかもしれません。

さあ、あなたも「家財整理」で、家の中も心の中もスッキリしませんか？