第3回 葬儀社選びの3つのポイント

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相談のいろは

葬儀社選び」と一口に言いますが、葬儀社にはどのようなタイプがあるのでしょうか。

  • 専門葬儀社
  • 互助会系の葬儀社
  • 農協や生協系の葬儀社

葬儀社は上記の3つに大きく分けることができます。規模も様々で、上場している大きな葬儀社から、地元密着で行っている小さな葬儀社まで様々です。また、葬儀社は許認可が必要な業種ではないですので、思った以上にたくさんの葬儀社が存在しています。

※それぞれの葬儀社の種類の詳細な説明は葬儀社の種類と選び方をご参照ください。

葬儀社を選ぶときの3つのポイント

日頃あまり接する機会がなく、人生で何度も関わることのない葬儀社。いったいどのように選べばいいのでしょうか?押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

その1:担当者の対応

費用や祭壇の内容など、目に見えやすいことについ目を奪われがちになりますが、葬儀において「担当者」の役割はとても大きいということを認識しましょう。

大切な方が亡くなって気持ちとしても辛いときに、色々と打ち合わせをして決めなければならない葬儀に際して、対応が横柄であったり、相性が合わず、「わからないことが質問しづらい、話しにくい」ということでは、納得した葬儀とはなりづらいものです。

葬儀社に電話した時の対応や、訪問した時の葬儀社の社員さんの雰囲気。そして、実際に応対してくれる担当者の対応をしっかりと判断することが大事でしょう。

その2:要望を聞き出そうとしているか

事前見積書をお願いした時に、しっかり要望を聞かれずに、ただ用意されたプランの説明をされたり、「うちは見積書は出しません」という雰囲気のところであれば、葬儀を依頼することは避けたほうがよいでしょう。

最近では、事前の相談であっても丁寧に打ち合わせをして、想定を元にしたお見積りを出してくれる葬儀社も増えています。

見積内容の比較も重要なことですが、同時に、「どんな葬儀にしたいのかを聞き出そうとしてくれる葬儀社」か、「自分たちの都合に誘導しようとする葬儀社なのか」を見積書のやり取りを通して判断してきましょう。

その3:担当者が頻繁に変わらないか?

お迎えに来た担当者、打ち合わせをした担当者、お通夜告別式の担当者、集金のときの担当者がころころと変わると喪主や家族に心理的な負担が生じるかもしれません。また担当者の過度の変更では、伝えていた要望が抜け落ちてしまうかもしれません。

事前に相談していた担当者が、別の葬儀の対応をしていて対応が難しいなど、状況によっては担当者が交替することはあるかもしれませんが、その際にはきちんと担当が変わることへの説明などが欲しいものです。

事前相談をした場合は、見積もりからお式を終えるまで、担当者が変わることがないか、葬儀社としてどんな方針で取り組んでいるのかを確認することがよいでしょう。

ホームページからの印象だけでなく、実際に電話や面談で話して雰囲気を判断することが葬儀社選びの大切なポイントといえるでしょう。

特集「はじめてのお葬式」、第4回は葬儀社の担当者の見極めポイントは?です。

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