第5回 葬儀を事前に相談するメリットとは?

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相談のいろは

最近、終活セミナーやエンディングノートの広がりで、事前に葬儀社に相談をする大切さについて認識している方が増えています。では、実際にどんな準備ができるのでしょうか。

葬儀社に事前に相談することの「メリット」について説明します。

お葬式の事前相談のポイント

事前相談では、次のようなことが一般的に可能です。

・現時点での要望に即した見積りの作成
・病院やご自宅へのお迎えからお式が終わるまでの流れ
・担当者立会の上での式場見学
祭壇写真やその他、必要備品の確認

上記以外でも、直接話すことで随時分からないことを質問して確認することができます。

費用については、ただプランを選ぶというだけではなく、担当者に要望を伝えて予算内でどのような葬儀にするか詳しく相談することができます。

また、葬儀社に支払う費用(プラン)だけでなく、火葬が終了するまでに必要な費用を説明してもらうことも可能なので葬儀の費用全体を把握することができます。

事前相談の種類

事前相談の主な方法は電話相談・メール(FAX)相談・対面相談の3つです。

電話相談

直接葬儀社に電話します。基本的に葬儀社は24時間対応です。担当者によっては式の対応中で電話に出られないときもありますが、その時は折り返しの連絡を待ちましょう。

今の状況や不安に思っていることを相談できます。例えば、「どの地域」で「どれくらいの予算で」など相談できます。メールとちがい、葬儀社の説明に対してその都度質問ができます。ただ、自分でメモをとらないと聞き漏らしてしまう可能性もあるので注意しましょう。

また、電話で相談した内容をふまえて、郵送で事前見積書や資料を送ってもらうケースもあります。

メール(FAX)相談

最近ではメールフォームに必要項目を記入して送信した後に、状況に合わせた解説や費用の概算などのメールや資料などが届きます。

メールや資料の場合は手元に保存できるので便利です。ただ、直接話をしなければ話し方など人柄が分からない点は気をつけましょう。

対面相談

葬儀社を実際に訪問して、その時の対応や、会社としての雰囲気を判断をします。

また、自宅に葬儀社が来てくれることや、駅前の喫茶店など、都合の良い場所を指定して相談することが可能な葬儀社も多いですので相談してみましょう。

実際に会って相談する場合の特徴は、祭壇、お、料理などをパンフレットや写真で確認しながら相談ができるため、具体的に検討することが可能です。前もって要望を伝え、見積書の作成を依頼しておけば会ったときに説明もしてもらえます。

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