嘱託社員

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嘱託社員の意味(嘱託社員とは)

嘱託社員とは、非正規雇用の社員です。契約社員も同じような雇用形態ですが、嘱託社員は長年勤めてきた会社を定年退職後に再雇用されるケースが一般的です。

契約期間が決まっているため、ずっと同じ会社で働ける保証はない不安定な雇用ともいえます。

定年前に比べると、役職を外れる、短時間勤務になる、仕事が限定的になるなどの理由から、収入は下がることが多いです。

一方、退職金を受け取りながら勤務できるというメリットがあります。

嘱託社員の実際

嘱託社員はボーナスはある場合とない場合がありますが、ほとんどの場合ありません。

採用条件や就業時間、福利厚生など待遇は会社によってまちまちです。事前に就業規則や雇用条件をよく確認しておくとよいでしょう。

また、雇用形体が嘱託社員になっただけで仕事内容はほぼ変わらず、給与だけが半分近くになることに違和感を覚え、「やりがいを感じない」という例も聞かれます。

一方、「給与は下がったけれど定年退職して家にいるよりは働ける限りは働いていたいので有り難い。」といった声もあるようです。

なお、H25に改正された労働契約法により、5年以上勤務した契約社員は無期契約社員になれるようになりましたが、定年後の再雇用者はこの制度を利用できません。

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