「奈良時代」に関連する用語一覧

南都六宗

南都六宗とは、奈良時代の仏教の代表的な六つの宗派をさします。南都は奈良の平城京のことです。これに対して京都の平安京は北都と呼ばれていました。六宗はろくしゅうとも読み、宗は衆、学僧のグループ、学派という意味です。六つの宗派とは、三論宗、成実宗、法相宗、倶舎宗、華厳宗、律宗のことを指しています。平安以降に成立する宗派との大きな違いは、民...続きを読む

最澄

最澄とは、平安時代の僧侶です。日本天台宗の開祖で、俗名を三津首広野といいます。近江国、現在の滋賀県に生まれ、14歳で得度し、最澄と名前を改めました。奈良時代から続く官寺仏教に疑問を抱き、比叡山で修行しました。延暦23年、空海とともに唐へ渡り、翌年に帰国して日本天台宗を開創しました。続きを読む

灯籠

灯籠とは、灯りをともすために使うもので、神社や仏前の灯火を風などから守り、消さないようにするために、木枠などで囲った形をしています。また、お寺の庭園などの野外用としては、石灯籠や金属製の銅灯籠など、丈夫な素材でできているものがあります。仏教とともに日本に渡来し、奈良時代に寺院建設が盛んになると同時に、広まりました。灯籠は、上からつり...続きを読む

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